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いきなり実現したユーヴェとの再戦…生まれ変わった新・アトレティコのリスタート

9/13(金) 23:55配信

SOCCER KING

 本拠地ワンダ・メトロポリターノで掲げる、初のビッグイヤー――。

 アトレティコ・マドリードが描いていた昨季の青写真は、クリスティアーノ・ロナウドに3ゴールを奪われ、“悪夢”としか言いようのない結末により、脆くも崩れ去った。あれから半年。2019-20シーズンのアトレティコは、奇しくも同じユヴェントスとの対戦でチャンピオンズリーグ(CL)の幕開けを迎える。

 この夏、アトレティコの顔ぶれは大きく変わった。

 エースのアントワーヌ・グリーズマンはとうとうバルセロナへ。長年チームを支えてきたディエゴ・ゴディン、フアンフラン、フィリペ・ルイスらベテランも去り、次世代を担うはずだったリュカ・エルナンデス、ロドリまで引き抜かれた。

ファンの期待を集める19歳のクラック

 彼らの穴を埋めるべく、クラブは積極的に動いた。グリーズマンの売却で得た移籍金をジョアン・フェリックスの獲得に投じ、主力がごっそりと抜けたディフェンスラインにはキーラン・トリッピアー、マリオ・エルモソ、フェリペ、レナン・ロディを補強。ロドリの代役にはマルコス・ジョレンテとエクトル・エレーラが加わっている。

 ハメス・ロドリゲスはレアル・マドリード側の事情で断念。ロドリゴ・モレーノの獲得もアンヘル・コレアを売却できず、資金繰りが叶わなかった。それでも昨季に近い戦力を整えることはできた印象だが、それも「新加入選手から期待通りのパフォーマンスを引き出すことができれば」の話だ。

 その点、プレシーズン中から目覚ましい活躍を見せてきたフェリックスは、新生アトレティコの「希望の星」としてファンの期待を集めている。スピード、テクニック、閃き、そして得点力に優れた19歳のクラックは、今夏のインターナショナルチャンピオンズカップでレアル・マドリードを7-3、ユヴェントスを2-1で破る上で決定的な役割を果たし、早くも攻撃の中心としての地位を確立しつつある。

 ディエゴ・シメオネ監督はジエゴ・コスタとアルバロ・モラタを2トップに並べ、フェリックスを横並びの中盤の右サイド、もしくはダイヤモンド型中盤の頂点に配置する形を構想している。だが2トップのポジション争いに加わるはずだったロドリゴを獲得できず、モラタとコスタが入れ替わりで離脱していたこともあり、ここまでは2トップの一角に入る試合が続いている。その方がよりゴールに近い位置でプレーでき、守備の負担も軽減されるメリットがあるだけに、前線の駒が揃った際に指揮官がどのような采配を見せるか注目したい。

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最終更新:9/13(金) 23:55
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