ここから本文です

風土と技術がおいしいお茶の要 奥八女で長年愛される「原野製茶本舗」~ふるさとWish広川町~

9/13(金) 16:45配信

九州朝日放送

福岡県南部に位置する八女郡広川町の東側、“奥八女”と呼ばれる水原地区。ここに創業63年「茶の葉堂 原野製茶本舗」があります。

上田恵子リポーターのインタビューに答えてくれたのは、伝統の技を受け継ぐ茶の匠・原野弘典社長。茶葉の一大産地として有名な奥八女。「朝霧と肥沃な土地、そして朝夕の寒暖の差がお茶の葉にとてもいいんですよ」。しかし、今年は春先の天候が不順で、生育から摘み取りまで大変苦労したといいます。それでも毎年同じ味に仕上げるのが原田製茶の誇る技術ですが、同時に「我々の最も苦労するところです」とも。

同店では、茶葉を形や大きさで4段階に分けるそう。最適な“火入れ”を行うために、大きさで火の通し具合を変えるといいます。「香りを引き出す葉は強めに、色を出すものは軽めに火を入れます。それがうちのこだわりです」と社長はさらっと話しますが、職人の経験やカンが必要とされる繊細な作業なのです。「一人前になるには10年かかる。私も日々勉強です」

そこまで手が掛けられたお茶の味とは…?期待が高まったところで、上田リポーターの前に淹れたてのお茶が出されました。ひと口飲むと「まずお茶の甘みを感じます。まろやかだけど飲み口すっきりですね」と、すっかり原田製茶のお茶に魅了された様子。こんなお茶を自宅でも飲めたら最高ですね。

お茶屋さんが作る「ゴハンの相棒」とは?

そしてサワダデースの人気コーナー「ゴハンの相棒」にも同店が登場。「え?ここ、お茶屋さんですよね?ご飯の後のお茶、じゃなくて?」と、いぶかし気な原田らぶ子リポーター。

そこに原田社長が持ってきたのは、まさかの辛子高菜漬け。「おや?妙ですね…検証してみませんと。。」と、らぶ子右京が発動します(相棒だけに)。「おいしい!とってもまろやかですけど、でも何が入っているかはちょっと分からない…」と食レポの限界が来たところで、この高菜漬けを作っている野口食品に向かった取材クルー。

すると、高菜に緑の粉末を掛けているではありませんか!

「これは玉露の茶葉です」。コクとうま味を出すために玉露の茶葉を入れるそう。「私としたことが…」と思ったらぶ子右京。でも、まさか玉露が入っているとは思いませんよね。それにしても、なぜ高菜と茶葉を合わせるなんて発想が出てきたのでしょう。「子どもやお年寄りでも高菜漬けが食べられる方法はないか、と問い合わせがあったんです。そこで、玉露のアミノ酸でまろやかになるのではと(考えた)」と、原田社長が開発秘話を語ってくれました。

最後にもう一つだけ。この「玉露入り辛子高菜漬け」に使われている茶葉は、100g1500円。お茶屋さんならではのぜいたくな使い方ですね! 商品はお店か広川サービスエリアで購入できます。お取り寄せもOKですが、ぜひお店に足を運んでみてください。「(10月から販売する限定の)蔵出し茶をいれてお待ちしております!」と原田社長。サービス精神満点のスタッフさんたちと、美しい茶畑の景色が迎えてくれますよ。

■原野製茶本舗
福岡県八女郡広川町水原2022-1
℡0943-32-1776

九州朝日放送

最終更新:9/13(金) 16:45
九州朝日放送

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事