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Mr.バスケットボール佐古賢一、惨敗も下を向かず「オリンピックにどう生かすか」

9/14(土) 8:00配信

バスケット・カウント

世界と戦い、あらためて明らかになった他国との違い

文=鈴木栄一 写真=鈴木栄一、野口岳彦



日本代表のバスケワールドカップは、5戦全敗で終わった。この結果を『現場』はどのようにとらえているのか、モンテネグロ戦の前日に、アシスタントコーチを務める佐古賢一に聞いた。

プレーヤーとして、そして指導者として20年以上に渡って世界と対峙している『Mr.バスケットボール』は、他国と積み重ねてきたものの差を挙げる。「いろいろな順序を追っていくと、一番はこの大会に出ている各チームが築き上げてきただけの歴史、重みが日本にはない。我々はBリーグができてこういう形になり、良い世代が出てきて、若い選手たちが希望をすごく高いところに持って臨みましたが、目標に届かなかった」

さらに佐古は、初戦のトルコ戦で序盤から2桁の点差を許し、そのまま押し切られての完敗を喫したことのダメージを語る。

「初戦を落としたことによって、自分たちのバスケットを信じきれない部分が出てきた。そういうところは若さだと思います。また、初戦のゲームの入り方がまずく、最初から追いかける自分たちの思惑ではなかったなど、いろいろ感じるものはあったと思います」

「このチームにはすごく可能性がある」

様々な部分で世界との差が明らかになる中でも「戦術が間違っているとか、そういう問題ではない」と佐古は言う。「ゲームへの入り方、プレッシャーに対しての排除の仕方など、いろいろなことに対する経験値が足りていません」と経験不足を強調する。

また、長らく世界と戦ってきている佐古本人の感覚でいえば、世界との差の本質的な部分に変化はない。「もちろんバスケットはずっと進歩していますし、新しい情報が毎年いっぱい出てきます。でも根本的な戦っている感覚で言うと、20年前も今も変わらない。あくまでも僕の考えですけど」

「いろいろな試合を見て、このレベルの中でも特にすごいなと思う選手に関しては次のプレーを読めるゲーム勘、予測能力の高さをすごく感じます。それは20年前、超一流と言われる選手に自分がついた時にも感じたものです」

結果が示すように世界との差はとてつもなく大きい。しかし、佐古は「ただ、このチームにはすごく可能性がある。個々のスキルレベルや、今まで日本のウィークポイントだったビッグマンのサイズ感など、大きな希望はあると思う」と断言する。また、自身がすごいと感嘆したような予測能力についても、「今の日本代表にはそこに達する可能性がある選手がいる」と続ける。

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最終更新:9/14(土) 8:00
バスケット・カウント

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