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(社説)嘉手納判決―政府の無為に警告再び

9/14(土) 7:00配信 有料

朝日新聞デジタル

 激しい騒音の下でのくらしを強いられる住民の苦悩に、しっかり向き合っていない判決と言わざるを得ない。だがその判決も、国の長年の無為無策を手厳しく批判した。政治の姿勢がますます問われる。
 沖縄の米軍嘉手納基地の周辺住民ら約2万2千人が起こした第3次爆音訴訟で、福岡高裁那覇支部は国に総額261億円の賠償金の支払いを命じた。だが原告らは落胆し反発している。
 一審判決からの後退が明らかだからだ。高裁は、騒音による生活妨害や血圧上昇の不安などは認定したが、それ以上の健康被害には踏み込まなかった。慰謝料の基本月額を「3万5千円~7千円」から「2万2500円~4500円」に減らし、住民らが何より期待した飛行の差し止めも、「政府は米軍機の運航を規制できる立場にない」との理由で認めなかった。…… 本文:1,022文字

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最終更新:9/14(土) 7:00
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