ここから本文です

石岡商高チーム 「えごまアイス」 特産品活用、フード大賞

9/14(土) 8:00配信

茨城新聞クロスアイ

全国商業系高校の生徒が地場産品を生かした商品開発を競う「フードグランプリ2019」(伊藤忠食品主催)で、県立石岡商業高校(石岡市東光台、斉藤まさ子校長)が手掛けた「えごまアイス」が、大賞(グランプリ)と来場者賞をダブル受賞する快挙を果たした。

フードグランプリは、全国で商業科目がある高校のうち34校56品目の応募があり、全国各ブロック代表7校が本選に出場。東京・池袋のショッピングモールで8月30、31日に本選が開かれ、一般消費者への接客・販売や、7人の審査員の前で発表し、競った。

同校のえごまアイスは、同市八郷産のエゴマ油を搾った後に残る大量のエゴマかすの活用法を考え、新たな商品開発につなげた。

乳製品を製造・販売する「小美玉ふるさと食品公社」(小美玉市山野)と、6次産業開発・販路開拓事業で助成した石岡市との連携・協力によって完成し、「地域の大人たちも巻き込み、産学官連携の共創したプロジェクト」と高く評価された。

同校の授業で「商品開発」を選択した昨年度の3年生が商品開発し、市内販売開始までを手掛けた。本年度の3年生は、フードグランプリでのプレゼンテーションや全国発信に努めた。

13日に石岡市役所を訪れ、今泉文彦市長に受賞報告したチームリーダーの伊藤美樹さん(17)は「先輩たちの思いを受け継ぎ、いろんな人たちに支えられて日本一が取れ、とてもうれしい。食べやすく美容と健康に良い商品なので、さらに広めたい」と話した。小橋祐哉さん(18)は「石岡のエゴマについて知る良い機会にもなった。来場者にたくさん投票してもらい、大会に向け練習した成果が出せた」と喜んだ。

今泉市長は「フード(風土)を見事に活用した好例になった」と激励し、早速「えごまアイス」を試食し舌鼓を打っていた。

報告には、耕作放棄地を活用してエゴマ油を生産し、エゴマかすを提供した八郷エゴマの会や、アイスクリーム作りを指導・製造に協力した小美玉ふるさと食品公社の関係者も同席し、喜びを分かち合った。(高畠和弘)

茨城新聞社

最終更新:9/14(土) 8:08
茨城新聞クロスアイ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事