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【MotoGP】「イギリスよりもプッシュできる」ロレンソ、痛みを耐えつつサンマリノGPに挑む

9/14(土) 15:35配信

motorsport.com 日本版

 レプソル・ホンダのホルヘ・ロレンソは、MotoGP第8戦オランダGPで胸椎骨折を負い、4戦の欠場を経て第12戦イギリスGPから戦線に復帰した。

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 しかし復帰は果たしたものの、ロレンソは身体的なコンディションが芳しく無い状態だった。イギリスGPは彼自身も“サバイバル”と呼んだレースをなんとか完走し、14位でポイントを持ち帰るのが精一杯の結果だった。

 ロレンソはサンマリノGPはイギリスGPの時よりも身体のコンディションが好転していると話したが、同時にレースウィークの進行と共に悪化していくだろうとも認めた。

「この3日間(サンマリノGP)で痛みは良くはならないだろう」

「むしろその逆で、セッション毎に傷に力が加わって、多少なりとも炎症が広がって痛みが悪化するはずだ」

「だけど全体的にはシルバーストンよりも体調は良くなっている。だからコーナーやブレーキングといったところで、よりプッシュすることができると思う。トラックでより改善したスピードを示せるはずだよ」

「セッティングやリヤのグリップといった面で少しマシンを改善している。それが重要なことだ。僕らはこうした状況でも取り組み続ける必要がある」

 ロレンソはサンマリノGP初日をトップから1.3秒差の17番手タイムで終えた。ただ、FP1からFP2にかけてはラップタイムを1.1秒と大きく改善してきている。

 サンマリノGPに先駆けて、ホンダのチームマネージャーであるアルベルト・プーチが、苦戦するロレンソに対し『足りないものは度胸と意欲』と語り、ロレンソがそれに反論するという一幕があった。穿った見方をすれば、プーチの“喝”が効いてロレンソがプッシュしたとも考えられるだろう。

 こうしたプーチのコメントについて、自身のモチベーションを高める要因になったのかをロレンソに訊くと、彼はむしろプーチのことを擁護してみせた。

「いいや、問題にはならないよ」と、ロレンソはプーチのコメントについて語った。

「僕はアルベルトからそのインタビューについて聞いていない。だけど、メディアが彼の話したことを正確に伝えていなかったのかもしれない……とも思う」

「思うに、メディアは彼の言ったことを短くまとめているんだ。だから判断を下すのは難しい。それに、そういった記事を読んだとしても、重大なことが書かれているようには思えない」

「それは彼の意見であり、僕は彼の意見を尊重する。それで今日はそれ以上はプッシュしなかった。それから僕は、彼が僕のことをそんなに批判しているとは思っていない」

「ただ彼は、僕の置かれた状況を程度の差はあれど説明している。彼のコメント……“完全な”コメントを聞いたとしたら、ジャーナリストが書いたものとは少し違ったものだと思うよ」

Lewis Duncan

最終更新:9/14(土) 15:35
motorsport.com 日本版

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