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14日開幕の関根正二展 関係者テープカット 福島

9/14(土) 10:07配信

福島民報

 福島市の県立美術館で十四日に開幕する関根正二展では、二十歳二カ月で死去した関根の画業を振り返る。

 関根は一八九九(明治三十二)年、白河市で生まれ、九歳で東京都に移り住んだ。十六歳で描いた「死を思う日」で第二回二科展初入選。「信仰の悲しみ」「姉弟」「自画像」で第五回二科展樗牛賞に輝く。

 一九一九(大正八)年にスペイン風邪を患い、二十歳で死去した。わずか五年ほどの活動で、現在までに油絵は二十七点、素描を含めても百点ほどしか確認されていない。

 企画展では「少女」のほか、国重要文化財に指定されている「信仰の悲しみ」(十月八日から展示)や、関根を象徴する銀朱を駆使した「子供」なども並ぶ。

 十三日の開会式では早川博明県立美術館長、高橋雅行福島民報社社長、横山淳福島テレビ社長があいさつした。早川館長、高橋社長、横山社長、丹治孝子県立美術館友の会会長がテープカットした。

 内覧会に訪れた県美術家連盟顧問の斎藤勝正さん(75)は「デッサン力の高さに感嘆した。二十歳とは思えないほど完成されていて、まさに天才だ」と話した。

 十四日午後二時から、同館で「永遠の《子供》と、関根正二」と題し、石橋財団アーティゾン美術館教育普及部長の貝塚健氏が講演する。聴講無料で申し込み不要。

■いわきのルオー展 講演やトーク企画

 いわき市立美術館で十四日に開幕するジョルジュ・ルオーの作品展では、サーカスの人気女道化師を描いた晩年の作品「マドレーヌ」や、師ギュスターヴ・モローの影響を受けた初期作品「ゲッセマニ」など油彩や版画約百点を紹介する。

 期間中、ルオー作品から得たインスピレーションを基にパフォーマンスする企画や講演会、佐々木吉晴館長による講座、学芸員によるギャラリートーク、大道芸などの関連企画を繰り広げる。

最終更新:9/14(土) 10:09
福島民報

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