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メッセ、あとはまかせろ!阪神・西が虎投けん引星 7回1失点で8勝目

9/14(土) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、中日1-7阪神、22回戦、中日13勝8敗1分、13日、ナゴヤD)阪神は敵地で中日に7-1で快勝。メッセンジャーが現役引退を発表した日に、西勇輝投手(28)が7回1失点の力投で8勝目を挙げた。六回には自身初の長打となる右越え適時二塁打も放ち、5位転落を阻止。三回には福留孝介外野手(42)が9号3ランを放ち、今季苦しめられた竜の先発・柳を攻略した。

 マウンドでも塁上でもヒーローインタビューでも、笑みがはじけた。三重出身の西が“準地元”のナゴヤドームでプロ初勝利。少年時代の夢舞台で投打に奮闘した。

 「今まで地元の友達も来てくれたのに、負けてばっかりだった。きょうは勝ててよかったです」

 持ち前の制球力で次々に凡打に仕留めた。六回2死から連打と死球で満塁のピンチを迎えたが、福原投手コーチと内野陣がマウンドに集まってひと息入れると、冷静に対処。外角スライダーで阿部を中飛に抑えた。

 バットでも勝負強さを発揮。六回2死二塁で2番手・祖父江の高めの直球を一閃。「前進守備だったので『越えてくれ』と思いながら走っていました」。打球は右翼手の頭上を越え、自身初の長打に。貴重な適時二塁打となった。

 この日、球団は長らく先発陣の大黒柱だったメッセンジャーの現役引退を発表した。「たくさん阪神に貢献してきた人。先頭に立って頑張る姿というのは、後輩に伝わると思う。自分たちも受け継ぐじゃないですけど、頑張っていきたい」とねぎらった。10年間で53安打、25打点と打撃も侮れなかった右腕の引退が決まった日に、西が投打で活躍。メッセに代わって大黒柱となる決意を、プレーで示した。

 意外なことに、これがナゴヤドーム初勝利だ。これまで4試合では0勝3敗、防御率3・96。三重・菰野町出身で、少年時代は中日ファン。何度も足を運び、立浪ら竜戦士のプレーに胸を熱くした。これで後半戦は登板9試合で5勝1敗。2年連続6度目の2桁勝利も視野にとらえた。

 さらに投球回も159回1/3として、2013年に記録した自己最多の166回の更新が見えてきた。「欲を出さずに、自分らしい投球をすればいい。我を出さないように客観視して、冷静にいけるように」と、かぶとの緒を締め直した。

 5位転落を阻止し、クライマックスシリーズ進出へ望みをつないだ。まだあきらめない-。次もただ勝利を目指し、全力で右腕を振る。

最終更新:9/14(土) 9:53
サンケイスポーツ

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