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隠岐の海 平幕11年ぶり!単独トップの6戦全勝 大関以上が全滅の大波乱

9/14(土) 8:30配信

デイリースポーツ

 「大相撲秋場所・6日目」(13日、両国国技館)

 15年目の34歳、幕内隠岐の海が志摩ノ海を押し出して、自身2度目となる初日から6連勝に伸ばした。貴景勝が敗れ、ただ1人、全勝を守り単独トップ。6日目を終え、平幕の単独トップは08年秋場所の豪栄道以来、11年ぶり。10勝で大関復帰を目指す関脇貴景勝は遠藤を相手に右足を滑らせ、つきひざで初黒星。横綱鶴竜は平幕大栄翔に屈し連日の金星配給。大栄翔は初金星となった。豪栄道、栃ノ心も敗れ、大関以上が全滅と波乱の1日となった。

 191センチの長身で圧力をかけ、勝機とみるや頭を付けて手を伸ばして出た。隠岐の海は「きょうは気持ちが強かった」と強調。しぶとさが持ち味の志摩ノ海を根負けさせた。

 15年目、「相撲人生に悔いはない」と言うが「優勝したい。恩返しがしたい」と1度でも賜杯を抱くのが夢。

 過去3度の準優勝があり、今度こそチャンスは巡ってきた。ただ1人の無傷6連勝で6日目終了時、平幕では11年ぶりの単独トップ。「勝っている人しかチャンスはない」と意識して目指していく。

 ひょうひょうとして、いぶし銀。支度部屋では「油断は大敵」と言った後、「油断大敵。『は』はいらなかった」と妙な!?こだわり。「しっかり集中してやりたい」と、冷静そのものの口ぶりだ。

 初優勝に加え、「幕内60場所」が目標。現在幕内57場所目であと3場所に迫る。「きつい。体は張らない。力はなくなる」とベテランの肉体にむち打ち、V争いに食らい付く。

 7月29日、34歳の誕生日を巡業先で迎えた。「目立たぬように~時代遅れの男になりたい~」と河島英五の歌詞を口ずさみ、「土俵の上で目立ちます」と宣言した。言葉通りの快進撃。令和の時代、“昭和の男”が輝いている。

最終更新:9/14(土) 8:47
デイリースポーツ

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