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空き家活用、交流の場に 八戸工大生が市中心部再生へ始動

9/14(土) 15:30配信

河北新報

 青森県八戸市の八戸工大は、市中心部の空き家を改修し、学習成果の紹介や学生と地域住民の交流などができる場に再生する「空き家リノベーションプロジェクト」をスタートさせた。空き家活用による市中心部のにぎわい創出を目指し、地域住民と一緒に取り組むことも予定している。

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 空き家は地元町内会長の紹介で同大が借りた。市役所とJR本八戸駅を結ぶ県道沿いの店舗兼住宅で、延べ床面積約130平方メートル。正確な築年数は不明だが、70年はたっているとみられる。

 構想では授業、研究成果の披露、防犯活動の拠点、住民と交流する場などとして利用する。室内のイメージは学生と地域住民がアイデアを出しながら徐々につくり上げる予定で、リノベーションも公開で行う。

 事業の基本的な考え方として、ガラス張りを多用するなどして内部の活動を見えるようにする。一度に多くの人が室内に入れないため、移動式屋台を作り学生らが地域に出てイベントを開くことなどを想定する。

 市郊外にある同大は、市中心部の商業施設にサテライトを設けて市民に研究を紹介するなどしていたが、2017年度に事業が終了。市街地活性化への貢献に加え、学生が市中心部に足を運びやすくなる新たな拠点を探していたことも今回の事業の背景にある。

 現地で10日、事業案内会が開かれディレクターを務める同大感性デザイン学部の皆川俊平講師(現代美術)は「学生の活動力を街の中に持っていきたいと思っていた。今回の事業を通じて、空き家をポジティブな面白い存在に変えていきたい」と話した。

最終更新:9/14(土) 16:01
河北新報

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