ここから本文です

阪神・福留、メッセへ惜別弾!本人の決断尊重も「まだできるんじゃないのというね」

9/14(土) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、中日1-7阪神、22回戦、中日13勝8敗1分、13日、ナゴヤD)7年間、ともにタテジマを着て戦ったエースへ-。惜別の放物線を、名古屋に架けた。福留が値千金の9号3ラン。42歳にして虎の柱であり続けるチームリーダーは、ゆっくりと歩き出した。

 「追加点を取れたということは、いいことだと思う。いい形で打てたので、よかった」

 三回に1点を先制し、なお1死二、三塁。141キロ直球を振り上げると、白球はドームの屋根をつきそうなほど高々と舞い上がり、右翼席へ着弾した。中日・柳は今季ここまで4度の阪神戦で2勝を献上し、防御率0・93の難敵。8月24日のヤクルト戦(神宮)以来のアーチで一気に突き放し、試合を決めた。

 虎を支えてきた戦友に送る一発だった。この日、メッセンジャーが引退を発表。「本人が決めたこと」と尊重しながらも、リーグ最年長の42歳は惜別の言葉を送った。

 「お疲れさんというのもあるし。でも、やっぱりまだできるんじゃないのというね。年齢的にも僕より下(38歳)だし、できるんじゃないのと思う部分もあるけど」

 マウンドでの姿が、福留にとってもエースそのものだった。ファウルなどで野手が大きく動いたとき、右腕は必ず野手が定位置に戻るまで待ってくれる。日本、アメリカで数多くの投手を外野から見守ってきた福留も「あいつのためなら打ってやろうという気持ちに、自然となるし」。そんな姿に応えたくて、虎を勝たせたくてバットを振ってきた。

 これが9月初アーチ。衰えを知らない福留が、まだまだプロ野球界を生きていく。

最終更新:9/14(土) 9:52
サンケイスポーツ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事