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農林水産業の被害深刻=ビニールハウス吹き飛ぶ-漁船も多数転覆・千葉

9/14(土) 13:47配信

時事通信

 台風15号が通過した千葉県では、農林水産業も深刻な被害を受けた。

 暴風で東京ドーム67個分のビニールハウスが吹き飛び、200隻近くの漁船が被害に遭うなど、影響は長期化しそうだ。

 県によると、農林水産業の被害総額は12日時点で約193億円。過去10年で最も大きかった2017年10月の台風21、22号による約46億円の4倍を超えている。

 農業施設では、東京ドーム67個分に相当する314ヘクタールのビニールハウスなどが壊れ、被害額は約115億円に上った。多古町の男性(82)はトマトやキュウリを育てていたが、ビニールハウスは吹き飛んでしまったという。

 県内の農作物のうち、最も影響が大きかったのはトマトで、被害額は約8億8900万円。ニンジン約7億5100万円、ナシ約7億3700万円などが続き、被害総額は少なくとも48億円に上る。

 水産関連では、富津市、木更津市などで計198隻の漁船が被害を受けた。木更津市の金田漁協では約20隻が転覆し、資材倉庫の屋根が吹き飛んだという。保管していた資材は水没し、漁協の職員は「使い物にならないので破棄した」と肩を落とした。

 同漁協では毎年9月中旬にノリの養殖を行っているが、停電の影響で種付け作業が開始できないといい、漁協関係者は「一刻も早く復旧してほしい」と訴えた。 

最終更新:9/14(土) 13:56
時事通信

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