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八戸学院光星、青森県大会1回戦コールド負け…東奥義塾に15安打浴び10失点

9/15(日) 9:20配信

スポーツ報知

◆秋季高校野球 青森県大会 ▽1回戦 東奥義塾10―3八戸学院光星(14日・はるか夢球場)

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 開幕した青森では、1回戦で東奥義塾が今夏甲子園8強の八戸学院光星に10―3で8回コールド勝ちした。15安打を放ち、投げては公式戦初登板の背番号18・坪田幸三(1年)が4回を2安打1失点と好投。投打がかみ合って“金星”をつかんだ。八戸学院光星は、2013年春2回戦(対青森山田、1●9)以来公式戦6年ぶりの県大会コールド負けとなった。

 東奥義塾が甲子園夏春20度出場を誇る強豪・八戸学院光星に完勝した。3点を追う4回に7安打を集中して一挙6得点。6回にも3点を加えると、8回2死一、二塁から6番・北川響三塁手(2年)が左翼越えの適時二塁打でコールドを決めた。安打数は相手の6本に対し15本と大きく上回り、マウンドも3投手の継投で反撃を許さなかった。

 「打つべき球を打ってくれたし、流れのなかで点が取れた」と工藤秀樹監督(41)。流れを引き寄せたのは2番手で登板した右腕の坪田だ。3回は1点を失ったが、その後6回まで無失点。大量得点の前後を締めて勢いをつけ「打者に集中して、思い切って腕を振るだけでした」と汗を拭った。弘前地区予選まで控え捕手だったが、指揮官の判断で投手に挑戦。練習試合で3イニング投げただけの男が、公式戦初登板で堂々の好投をみせた。

 大胆な起用が的中。「たまたまです」と話した指揮官だが、「チームを作る時間は我々のほうが長かったし、受け身にならなかったのは夏を経験した選手がいたから」と言葉をつないだ。“コールド決定打”を放った北川は、今夏の青森大会は背番号5で出場も、準決勝で敗退。「夏を経験している選手が引っ張って、(光星を)倒してやると一体感を持ってやれた」と、名前負けせず経験を生かせたと胸を張った。

 2回戦(15日)は八戸学院野辺地西と対戦する。坪田は「チームのため思い切った投球をするだけです」と意欲をみせた。強敵撃破で勢いに乗ったチームが、1957年以来となる秋季東北大会出場へ突き進む。(有吉 広紀)

 ◆県6年ぶり屈辱に指揮官「力不足」

 八戸学院光星は3―0とリードしながらまさかのコールド負けに、仲井宗基監督(49)は「うまくいかなかったですね。経験や力が少し不足していた」と話した。主力候補の選手が負傷してベストメンバーが組めず、高校日本代表コーチを務めていた仲井監督がチームに合流したのは試合の3日前。あらゆる面で時間が足りないなか、相手の勢いを止められなかった。指揮官は「鍛え直すしかない。この悔しさをしっかり受け止めて、次に生かしてほしい」と、成長につながる敗戦にする事を誓った。

最終更新:9/15(日) 13:10
スポーツ報知

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