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まるでエヴァ?全身可動のストローフィギュア、制作の原動力は「地元岡山への愛」

9/14(土) 9:30配信

オリコン

 ストローとハサミだけで躍動感ある龍やエビ、精巧なロボットフィギュアを造り出すクリエイターがいる。岡山県で理容師として働く平田慎一さんだ。昨年は『TVチャンピオン極~KIWAMI~ストローアート選手権』で優勝。さらに『ストローアートの世界』も出版し、ワークショップを開催するなど、講師としても活躍している。キャリア8年、兼業クリエイターが明かす制作のこだわりと今後の展望とは。

【写真】凄すぎ…疾走感あふれる素体フィギュア、反響を呼んだドラゴンほかストローアート傑作選

■理容師兼ストローアーティスト、制作のきっかけは「子供向けサービスだった」

――昨年『TVチャンピオン極~KIWAMI~ストローアート選手権』で優勝され、周囲の反響はいかがでしたか?

【平田さん】 ありがとうございます。あまり公言してないのですが、TVチャンピオンに出演することが私の夢でして。当時番組は終了していましたし、まさか復活したTVチャンピオンに出て、しかも優勝することができるなんて夢にも思いませんでしたね。昔からある番組の続編なのでよく知る人も多いですし、反響は大きかったです。ワークショップなどで展示している作品を見て、「テレビ見ました!」と言われたこともあります。

――ストローアートは2011年12月頃始められたとうかがいました。

【平田さん】 私は実家の理容室で働いているんですが、お店に来る子供向けのサービスとして始めたのが最初ですね。カットが嫌な子もいますし、知らないところに連れてこられるのが嫌な子もいます。少しでもうちに来て楽しんでほしいと思って、当時のテレビで紹介されていたストローアートの作り方を思い出しながら作ったのが始まりです。

――平田作品ならではの特徴とこだわりは?

【平田さん】 昔からプラモデルが好きでよく作っていましたが、ストローアートにもその傾向は出ていますね。個人的に作っていて一番面白いのはロボットをモチーフにした作品です。関節部分を固めてしまうとポーズが決まってしまうので、全身可動のロボットを作ったり、指の関節まで可動するようにしたり、色々試しています。

――指の関節まで動くんですか!まるで本物のフィギュアのようですね。

【平田さん】 ロボットモチーフの中でも個人的に気に入っているのは直径3mmと2.5mmのストローで作った小型のロボットフィギュアですね。足先から頭まで8cmぐらいですが、全身の関節が動くので好きなポーズが取れますし、小さい作品なので細かさが際立ちます。大きい作品よりも小さい作品を作りこむ方が難しい。でも、苦労した分の見応えは増しますね。

――SNS上では、昨年出版された『ストローアートの世界』の表紙になった龍が人気とか。

【平田さん】 顔を覆う毛やいかつい顔の表現が受け入れられたのかなと思っています。龍はストローアートのモチーフとして基本とも言えるほど有名ですし、SNS以外でも人気があります。

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最終更新:9/16(月) 19:25
オリコン

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