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木村文乃、詐欺犯と戦う“ヒーロー”熱演 “ヒロイン”は高杉真宙!?

9/14(土) 11:00配信

オリコン

 NHKで放送中の土曜ドラマ『サギデカ』(8月31日スタート、毎週土曜 後9:00 全5回)。本作は、原作はなく、『透明なゆりかご』(NHK)、『きのう何食べた?』(テレビ東京)の安達奈緒子氏によるオリジナルの脚本で、警視庁の女性刑事が特殊詐欺グループの摘発に心血を注ぐ姿を描く社会派ドラマ。安達氏は、主演の木村文乃演じる捜査二課・知能犯担当の今宮夏蓮が「ヒーロー」で、高杉真宙演じる振り込め詐欺のかけ子をしていた加地颯人が「ヒロイン」という位置づけで、この物語を書き上げたという。

【写真】第4回では青のヒーロースーツ(作業着)を披露

 「ヒーロー」の今宮は、バイクを駆って犯人を追い詰めることもある女性刑事。「原付(原動機付自転車)には乗ったことがありましたが、自動二輪車は初めて」という木村が、(バイクアクションの)プロの指導のもとで所作の練習をして撮影に臨んだ。「必ず後方確認してから乗る。乗っている時の姿勢はキリッと見えるように、心がけました。きちんと法令を守って運転する、と台本にも書いてあったので」(木村)。

 土曜の夜のヒーローは、がむしゃらかつ綿密な捜査を重ね、狡猾(こうかつ)に逃げる詐欺グループの全貌を掴もうと奮闘しながら、さまざまなジレンマにも直面する。

 「脚本の安達奈緒子さんから『最初から犯罪者で生まれてくる人はいない。犯罪に手を染める人は、絶対に何らかの理由がある。だから、そこを愛してほしい。加地くんを愛してほしい』という言葉をいただきました。そう言われたら、加地くんも犯罪から守るべき対象になる。守る側の今宮はヒーローで、守られる側の加地くんはヒロイン、という空気に自然となっていきました」(木村)。

 今宮に向かって「僕らは経済的強者である老人から金を獲り、社会に役立てている」などと主張する加地。木村は「加地くんが、本当に純粋な目で言うんです」と、高杉のヒロインぶりもなかなかのものだったのよう。

 「自分が信じたものを貫くため、今宮は次々と行動を起こしていく。そのきっかけを作るのが、加地くんの役割になります。その中で、次第に憎むべき対象が見えてくるのですが、思っていたものとは違っていたり、100パーセントの悪とも言い切れなかったりと、深いものがあって…」(木村)。

 そんな本作では、「捜査のシーンで、なぜか作業着を着せられがちでした。『似合うね』と言われて(笑)。女も男も関係なくなっていた気がします」と、木村。今後も青や黄色の作業着という“ヒーロースーツ”に注目だ。

 第1話では、振り込め詐欺のアジトに突入、実行犯“かけ子”たちの逮捕に成功する。大金を手にする首魁(しゅかい)を突き止めるため、かけ子の加地を釈放して泳がせる“突き上げ捜査”を行うことになり、今宮と加地の長い駆け引きが始まった。

 第2話では、「地面師詐欺」や「投資詐欺」が登場。金を騙し取られる被害に遭うばかりでなく、時に共犯者に祭り上げられてしまう老人たち。第3話では、組織的な犯罪ではなく、生活費を稼ぐためにお年寄りから言葉巧みにキャッシュカードを奪い取っていた若い詐欺師も登場する。

 木村は「この物語は、実際に起きた事件をもとに、綿密な下調べと、協力してくださった記者や警察関係の方々のお話があって出来上がっています。大げさだと思わず、自分の隣にある話だと思って見ていただけたら。これだけ厳しく取り締まっているのに、なぜ詐欺被害がなくならないのか、疑問を持つ方も多いでしょうが、見ていただければその理由が分かると思います」と、視聴を促していた。

最終更新:9/15(日) 15:25
オリコン

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