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【特集】自衛隊、広告代理店、議員秘書…異色の経歴 39歳の新市長を追う 香川・東かがわ市

9/14(土) 13:30配信

KSB瀬戸内海放送

 今年4月、香川県東かがわ市長選で初当選を果たした上村一郎さん(39)。陸上自衛隊をはじめ広告代理店、国会議員の秘書を経験した異色の経歴を持つ市長です。過疎化と人口減少が進む故郷を元気にしたいと奮闘する市長を追いました。

香川県8市9町で一番若い首長誕生

 9月3日に開会した東かがわ市議会の9月定例会。上村市長が議案の提案理由を説明しました。

(東かがわ市/上村一郎 市長[39])
「本市の放課後児童クラブの総合的な運営のあり方を検討した結果、令和2年度から全ての放課後児童クラブを(民間事業者に)全面委託したいと考えている」

 上村さんは現在39歳。今年4月の市長選で初当選し、香川県の8市9町で一番若い首長です。

(東かがわ市議会/橋本守 議長)
「(上村市長は)若いし、非常に元気があって答弁もはきはきしている」

 毎月2回開かれている東かがわ市の幹部会議。出席する部長や課長は全員、上村さんより年上です。

(上村市長あいさつ)
「皆さんにぜひ意識していただきたいのは、これからの東かがわ市。5年後、10年後を考えたときに、どうあるべきなのかを考えていただきたいと思う」

(東かがわ市/久保輝起 総務部長)
「年齢は若いが、年齢を感じたことがないくらい経験とか知識が豊富と感じる」

(東かがわ市/飯田志乃 保健課長)
「すごく本当に引き出しの多い知識の深い方だなと感じる」

止まらない過疎化…「前向き」に取り組む

 東かがわ市は2003年4月、香川県東部の旧引田、白鳥、大内の3つの町が合併して誕生しました。
 人口減少が急速に進んでいて、2010年4月には市全域が過疎地域に指定され、合併当時、約3万8000人だった人口は現在、約3万人です。

(上村市長)
「このまち(東かがわ市)がこれからも生き残っていくためには、前向きなまちをつくっていかなければいけない。その前提として、誰よりもこのまちに対して前向きなのは市長、上村一郎じゃないといけない」

震災きっかけで自衛隊に…異色のルーツ

 上村さんは、合併して東かがわ市になる前の旧大内町の出身です。小学生のころから陸上と野球に熱中し、中学生の時は野球部のキャプテンとして地区の大会で優勝したこともあるそうです。

 上村さんの人生のターニングポイントとなったのは、1995年1月の阪神淡路大震災です。
 当時中学2年生だった上村さんは震災発生から数日後、被災した親戚を見舞うため、父親と一緒に神戸市を訪れました。その時、献身的に被災者の救援活動に取り組む自衛隊員の姿に心を打たれたそうです。

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最終更新:9/14(土) 13:30
KSB瀬戸内海放送

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