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みらい造船が描く「未来」…“水産都市”気仙沼の復興へ〈宮城〉

9/14(土) 9:07配信

仙台放送

カツオやサンマなど、全国でも有数の水揚げを誇る“水産都市”気仙沼。漁業だけでなくさまざまな産業がまちを支えています。その一つが造船業です。ライバル関係にあった造船所が合併して作り上げた会社が、復興に向けて新たな一歩を踏み出しました。

9月8日、宮城県気仙沼市に「みらい造船」の新しい工場が完成しました。
小型から中型漁船の新造と修繕を中心に行う、日本でも数少ない造船所です。

みらい造船 木戸浦健歓 社長
「2011年、僕らはがれきの中で新しい造船所で夢の話をしました。気仙沼の造船所が合併するなんてありないよと笑われたこともあります。それでも僕らは1つのチームでした」

「みらい造船」は、気仙沼市に古くからある、4つの会社が震災後に合併して誕生しました。
合併した会社の一つ、木戸浦造船の社長で、みらい造船でも社長を務める木戸浦健歓さん(49)です。

木戸浦造船は、震災で工場が被災し、当時請け負っていた5隻の船も津波の被害を受けました。
さらに、敷地が地盤沈下し、工場の再開は困難を極めました。

みらい造船 木戸浦健歓 社長
「非常に工場を直すのが難しい。働く人がちょっとずつ、工場を直していってっていう仕事場に対して、若い人が未来を描けるかって言ったらちょっと難しいですよね」

ライバル関係にあった他の3社も、津波で同様の被害を受けていました。
「気仙沼のために造船業を残したい」ともに抱いていた思いが合併へとつながります。

みらい造船 木戸浦健歓 社長
「造船業がなくなると、やはりこの地域の中で困る人が出てくる。看板をなくしても、『みらい造船』という名前にしても造船業が残れば、社会的責任を果たせるのではないかと皆さん思っていたんじゃないですかね」

遠洋・沖合漁業の基地として、カツオやサンマなど、全国屈指の水揚げを誇る気仙沼。
気仙沼では漁師が魚をとり消費者の手に届けるまで、造船や加工、流通といくつもの産業が支え合っています。

みらい造船 木戸浦健歓 社長
「震災後に分かったのは、造船所の仕事、もちろん他の世の中の仕事全部そうですけど、1社だけで完結する仕事ってほぼないと思うんですね。造船所が無くなることによって困る人が連鎖反応的に出てきちゃう」

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最終更新:9/14(土) 9:07
仙台放送

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