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「出社する必要ある?」台風15号の交通混乱で改めて考える“テレワーク”…導入が進まないワケ

9/14(土) 12:03配信

FNN.jpプライムオンライン

全社的なテレワークを実施した企業も

8日夜から翌朝にかけ、首都圏を襲った台風15号。電車などの各交通機関の混乱にほとほとウンザリさせられた人も多かったのではないだろうか。

【画像】出社しようとする人たちで大行列のJR津田沼駅

今回の台風では、8日の時点でJR東日本や私鉄各線が最終電車を繰り上げ、一部の私鉄などを除いて翌朝も計画運休を実施。
しかし、JR山手線では倒木の影響で運転再開が9日午前10時過ぎまで遅れたほか、JR総武本線の津田沼駅では、午後になっても入場待ちの列が改札から数kmに及ぶなど、出勤を試みる人々で大混雑となった。

ネット上では「この状況で出社する必要ある?」ということが議論になり、そして、いつになるか分からない交通機関の復旧を待ち続ける通勤者の中には、「出勤せずに自宅などで仕事ができればいいのに」と思った人も少なくなかったのではないだろうか?

そのような中、一部のTwitterユーザーが「テレワーク」という言葉をつぶやいていた。これはオフィスを離れてリモートで仕事をするスタイルを指したもので、今回のような交通混乱に左右されることがなく仕事に集中できる。

例えば、こちらのツイートを見てほしい。

「昨日は台風の影響で大変な交通混乱。当社では全社的なテレワークを実施し出社したのは僅か7名のみ。全ての社員が混乱に巻き込まれることなく業務を遂行できました」

という投稿をつづったのは、ソフトウェア開発会社・アステリアの広報・IR室長を務める長沼史宏(@23_hi_6)さん。

同社は、2011年の東日本大震災の頃からテレワークの全社導入を推進していて、現在では35℃以上の予想最高気温が出た際の「猛暑テレワーク」など、さまざまな試みを展開している。今回もテレワークを実施し、東京の本社オフィスに勤務する社員70名のうちわずか7名が出社するだけだったそうだ。
そうした成果を挙げつつ、長沼さんは「出社を強いる『いざ鎌倉!』的な日本の慣習からの脱却」を掲げている。

台風が来ても大雪が降っても、出勤を余儀なくされる多くのオフィスワーカーにはうらやましくなるような話だが、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、総務省や組織委員会などが、企業に対して、テレワークや時差通勤の推進をまさに呼びかけているところだ。

実際のところテレワークは浸透しているのか?「テレワークの導入実態」に関するデータが3日に発表された。総合転職エージェントのワークポート(東京都品川区)が同社のサービスを利用する全国の転職希望者413人を対象として調査したものだ。

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最終更新:9/14(土) 18:13
FNN.jpプライムオンライン

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