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強打を印象付けた都立城東 陰にあったのは1キロを越えるバットでの練習だった

9/14(土) 22:03配信

高校野球ドットコム

 今夏の東東京大会でまさかの2回戦敗退という悔しい結果に終わった都立城東。悔しさを胸に新チームが初戦の都立大森相手に爆発した。

【写真】マウンドで笑顔を見せる林投手(都立城東)

 初回、1番・中垣がライト前でチャンスメイクすると、2番・清水がセンターオーバーの三塁打。都立城東がわずか3球で1点を奪うことに成功。この打席について清水は、「初球からどんどん振っていくことを常に意識しています。あの打席も初球からどんどん振っていこうと思ったので、そこで打って結果を残せたのは良かったです」と振り返った。

 またショートの守備では三遊間への打球でも軽快な動きで追いつき、力強い送球を見せる。特に参考にしている選手はいないそうだが、「どこに打球が来てもいいように、捕ったらどこに投げるか」を考えて動いている。さらに気配りも良くできており、試合中にマウンドの林に積極的に声をかけているのが印象的だった。内田監督も「いいタイミングで声掛けができています」と評価していた。

 その清水のタイムリーからチャンスが続き、4番・千野がレフトフェンスを越える本塁打。これで都立城東が3点を先取した。千野にとってこの本塁打で高校通算7本目。「初めての公式戦で体が震えるくらい緊張しましたが、あの本塁打で緊張はなくなりました」という千野はノーステップで重心を下げたどっしりとしたフォーム。そこからコマのように軸で回転して打球を飛ばしていく。このフォームについて、「一本足もやったことがありますが、速球に合わなかったのでノーステップにして一発狙いの打ち方にしています」

 またこのフォームを固めるために、千野は色んな選手の技術を参考に取り入れている。
 「下半身の使い方は大谷 翔平、上半身は村上 宗隆の使い方を参考にしながらフォームを固めました」

 3点の援護点をもらった都立城東の先発は1年生の林。「初めての公式戦のマウンドでだいぶ緊張しました」という林は、一塁側プレートを使い、インステップ気味で右足を踏み出して角度をつける。その林は初回、2回と満塁のピンチを招くも「とにかく低めに」という意識で投げ込み、無失点に抑える投球を見せる。

 林は夏休みは中1日でブルペンに入り、投球フォームを固めてきた。その中でポイントは歩幅だった。
 「前までは6歩半だったのですが、それでは沈みすぎたので6歩に変えました。そうしたら下半身が踏ん張って投げられるようになり、力強いボールが投げられました」

 その後都立城東は点数を重ねて、7回には打者12人の猛攻で一気に8点を奪い勝負あり。都立城東が7回コールドで勝利した。

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最終更新:9/14(土) 22:03
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