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秋口にチェックしたい! 酷暑でダメージを受けたクルマのトラブルとは

9/14(土) 14:10配信

くるまのニュース

 夏の厳しい暑さを過ごしたクルマは、人と同じように夏バテ気味になります。夏バテしたクルマは一度メンテナンスをおこない、秋口に疲れを残さないようにするのが大切です。

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 では、クルマにはどのようなトラブルが発生するのでしょうか。

 2019年7月のJAFのロードサービス出動理由を見てみると、「過放電バッテリー」による出動が多く、全体の約3割を占めています。

 過放電バッテリーとは、バッテリー上がりのことを指し、夏はエアコンの使用量が増加するため、それによりバッテリーが生み出す電気よりも、使用する電気の量が多くなってしまうので、バッテリーが上がってしまうのです。

 では、実際に夏場にどのようなトラブルを抱えてメンテナンスに来るクルマが多いのでしょうか。カー用品店「オートバックス」を運営する株式会社オートバックスセブン広報部は次のように話します。

――炎天下のなか、運転・駐車していたらどんな不具合が起きるのでしょうか。

 最近のクルマは、炎天下のなかで運転や駐車をする程度でしたら、タイヤやエンジンなどには不具合は起こりにくくなっています。

 車内に関しては、炎天下で車内温度が高温になるので、スマホなどの精密機械を置きっぱなしにしていると、バッテリーを損傷するケースがあり、車内には高温に弱いものは置かないようにしてください。

 また、日差しにより熱がこもったハンドルやダッシュボードに触れると、火傷をする危険性があるため、サンシェードをして直射日光を防ぐのがおすすめです。

――夏の暑さが原因と思われる不具合で、メンテナンスに来る人はいますか。

 バッテリーの不具合によりメンテナンスに来る人はいらっしゃいます。夏はクルマのエアコン使用が高まるので、バッテリーの不具合が起こりやすくなります。

 また、昔ほどではないですが、直射日光のもとで長時間駐車していると、塗装が色あせてしまうというケースもあります。そのため、タッチペンなどで傷を修復すると、色の差が出てしまうので注意が必要です。

――秋口に向けてのメンテナンスはどのようなことをしたらいいでしょうか。

 前述の通り、バッテリーに不具合がないか確認するようにしてください。また、ワイパーのゴムに問題がないかも確認するといいでしょう。

 ワイパーは雨が降らない場合、長い時間ガラスに吸着したままになります。すると、ゴムが暑さで劣化して効きが悪くなる可能性もあります。秋は長雨になるので、効きが悪いと視界が不良になり事故になる危険性もあるので確認してください。

 エンジンやタイヤは一度の軽い運転では、そこまで大きな負担にはなりません。しかし、暑い夏に運転する機会が多かった場合、知らず知らずのうちに負担は大きくなっているのです。

 エンジンでいえば、気温が高いことにより発熱が増え、エンジンオイルへの負担が増加します。タイヤは高速道路を走行すると、温度が上がることによりタイヤの空気圧が増加。高圧になることで、バーストする危険性が増すのです。

※ ※ ※

 秋や冬に備えて、バッテリーやエンジン、タイヤなどをメンテナンスした方がいいということはわかりました。しかし、具体的にはどのような内容をチェックしたらいいのでしょうか。

 まずバッテリーの場合、液面の高さやバッテリー液の比重、接続端子に問題がないか見ます。エンジンオイルの場合には、エンジンオイルの量やオイルの劣化具合などを確認しましょう。

 タイヤは、空気圧やスリップサインが出ていないか、またひび割れがないかなどを見ます。最後にワイパーのゴムは、拭き取りにムラがないかや、ガラスと引っ掛かっていないかなどをチェックすると、一通りの項目は確認できます。

 慣れない人は、販売店やカー用品専門店、整備士のいるガソリンスタンドなど、点検してもらうことでトラブルを未然に防ぐことが可能です。

Peacock Blue K.K.

最終更新:9/14(土) 17:21
くるまのニュース

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