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ロッテ・西野、先発転向後の防御率は1.65…課題の体力面も不安なし

9/14(土) 11:00配信

ベースボールキング

◆ 前回登板でプロ初完封

 「本当に嬉しかった。最後までまっすぐの質も持っていたし、良かったと思います」。

◆「任された自分の仕事をやるだけ」昨季の悔しさを糧にロッテ・西野勇士

 ロッテの西野勇士は、前回登板の7日のソフトバンク戦で、9回を114球、4安打、6奪三振に抑え、プロ初完封勝利を飾った。

 西野は開幕からビハインドゲーム、ロングリリーフ、一時的に守護神を務めるなど、様々な場面で起用されたが、オールスター明けから先発に転向。

 「3週間くらい調整期間をもらって、すぐに結果を出すことができた。それはすごいホッとした部分があるかなと思います」。

 先発に配置転換後初登板となった8月5日の楽天戦で、5回を無失点に抑え勝利投手となると、ここまで4試合に登板し27回1/3を投げて、2勝1敗、防御率は1.65。クオリティ・スタート(6回3自責点以内)を3回達成している。

◆ 体力面も心配なし

 西野はプロ入り後、先発、リリーフと両方のポジションを経験している。先発からリリーフに転向したときは「経験してきていることだし、配置転換の難しさはない」と語っていたが、今回の配置転換に関しては「ここ2年は先発をやってそんなに結果を残せていない。経験しているからという感じではない」と語っていた。

 先発転向するにあたって「今年はいい感じで投げられていた。リリーフの感じのままイニングを投げられればいいなと。体力的な問題だけかなと思っています」と、体力面での不安を挙げていた。

▼ 先発転向後の投球成績
8月 5日 5.0回 84球 0失点(vs楽天)
8月16日 7.0回 109球 2失点(vsオリックス)
8月30日 6.1回 93球 3失点(vsオリックス)
9月 7日 9.0回 114球 0失点(vsソフトバンク)

 先発転向後初登板となった8月5日の楽天戦は5回でマウンドを降りたが、その他の登板は6イニング以上を投げている。7日のソフトバンク戦では、最後まで一人で投げ抜いた。

 西野に改めて体力面について聞くと「十分自分に合格点を出せるぐらいの体力はあるのかなと思いましたね」と体力面での不安も解消したようだ。

 「中(継ぎ)の負担を考えて投げられるようだったら、1イニングでも長く投げていきたい。ただ、そこの判断は僕じゃない。自分がやれることをやって、球速が落ちてきたな、疲れてきているなということがわかれば、変えてくれると思う。そう思われるまではしっかり投げていこうと思う」。

 14日は敵地・メットライフドームで行われる2位・西武戦に先発する。前回登板は千賀滉大からノーヒットノーランを食らった翌日に、西野がプロ初完封を収め嫌な流れを断ち切った。今回も前日にチームが敗れたなかでのマウンド。1イニングでも長いイニングを投げ、チームに勝利を運んで見せる。

▼ 気になった話
Q 前回登板のソフトバンク戦で、青色のグローブから黒色のグローブに変更して投げていた理由は?
西野「たいした意図はないですけど、色が入っているグローブだと、長いイニングを投げると黒とか茶色と違って、すぐにへたるんですよね。僕は左手を握る感覚じゃないですけど、しっかり掴む感覚が欲しい。なので黒のグローブで投げていました」

取材・文=岩下雄太

BASEBALL KING

最終更新:9/14(土) 11:03
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