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[大弦小弦]人気キャンプ地を支える芝職人の技

9/14(土) 10:25配信

沖縄タイムス

 アジアで初開催となるラグビーのワールドカップ日本大会の開幕まで1週間を切った。前回大会で歴史的3勝を挙げ、世界を驚かせた日本代表は自国の声援を背に初の8強入りを狙う

▼各国代表20チームの公認キャンプ地の誘致合戦に勝ち残り、県内で唯一選ばれた読谷村。来週、米国代表がキャンプインする。練習場やトレーニング施設、宿泊施設など村を挙げての環境整備が評価された。中でも上質で状態のいい天然芝が広がる練習グラウンドは定評がある

▼村からの委託で天然芝のグラウンド2面を管理するのは残波ゴルフクラブの芝職人らだ。冬の芝枯れが課題だった県内で、年間を通して常緑を保つために必要な夏芝と冬芝を2層にする技術を先進的に取り入れた

▼2011年度にはサッカーJ1のサガン鳥栖のキャンプ誘致に成功。毎年キャンプを張るが、「さらなる向上を求める注文がある」と芝職人の大嶺宗紀さん(50)

▼要望に応えるべく県外のグラウンドを視察したり、園芸用機器の専門業者に教えを請うなど試行錯誤しながら技術を高め、「サガンとともに成長してきた」

▼昨年度はラグビー男子日本代表も利用。来年の東京五輪ではラグビーニュージーランド男女代表のキャンプが決まった。読谷の芝職人らが丹精込めて育てた芝で鍛えたチームの活躍に期待したい。(石川亮太)

最終更新:9/14(土) 10:25
沖縄タイムス

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