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JDI白山、当面休止 年度内に再稼働判断

9/14(土) 1:01配信

北國新聞社

 石川県内に生産拠点を持つ経営再建中の中小型液晶パネル大手ジャパンディスプレイ(JDI)は13日、白山工場(白山市)の稼働を当面休止すると発表した。スマートフォン向けパネルの需要低迷が続くため、今年度中に再稼働の時期や活用法を決める。早期退職と転籍に応じた従業員が石川県内で約500人に上ったことも公表した。

 JDIは6月、液晶パネルの需要低迷や中国勢などの競合メーカーとの競争激化を受け、白山工場の稼働を7~9月に休止すると発表。9月末までに再稼働の時期を判断するとしていた。

 再稼働の時期は主要顧客である米アップルのスマホの需要動向や資本業務提携を結んだ中国・香港ファンドの意向を基に判断する。ファンドから白山工場を有機ELパネルの量産拠点として活用する提案を受け、実現が可能か協議していることを公表した。

 1200人を募集した国内の早期退職者(9月末までに退職)は1266人が集まり、関連会社JOLED(ジェイオーレッド)への転籍は229人となった。早期退職者に対する割り増しの退職金は約81億円に上る。

 石川県によると、早期退職者のうち約300人が白山工場や石川工場(川北町)に勤務し、転籍者はほとんどがJOLED能美事業所(能美市)で働くことになる。

 谷本正憲知事は白山工場の休止延長について「経営判断であればやむを得ない。いろんなことが報じられているが、経営陣の口から説明するのが大事。われわれとしては、事の成り行きを見極めていくしかない」と述べた。県庁で記者団に語った。

北國新聞社

最終更新:9/14(土) 1:01
北國新聞社

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