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前田家の奉納太刀に加賀藩の技 県立歴史博物館で特別展

9/14(土) 1:01配信

北國新聞社

 県立歴史博物館の秋季特別展「加賀前田家と北野天満宮」(本社特別協力)は14日、同館で始まる。13日は開会式が行われ、来場者は一足早く、前田家藩主が京都の北野天満宮に奉納した5振りの太刀などを鑑賞し、前田家と天神信仰の関わりに理解を深めた。

 藤井讓治館長が、奉納された太刀は加賀藩の伝統工芸の技が結集されているとし「奉納の背景や、職人たちに思いをはせながら見てほしい」とあいさつした。前田家18代当主の前田利(とし)祐(やす)氏、北野天満宮の橘重十(しげと)九(く)宮司が祝辞を述べた。

 前田家は5代綱紀を皮切りに、50年ごとに行われる天神御忌で太刀を納めてきた。会場には綱紀、8代重熈(しげひろ)、11代治脩(はるなが)、13代斉泰(なりやす)、16代利為(としなり)が奉納した太刀のほか、太刀の収納箱や絵図、市内の神社に伝わる天神像が並んだ。奉納太刀5振りが金沢にそろうのは初めて。

 珠洲市出身の橘宮司は「天満宮とのゆかりは、地元の人でも意識する機会が少ないのではないか。前田家とのルーツの深さを感じてほしい」と話した。特別展は、前期が10月6日まで、後期が同8日~11月4日となる。

北國新聞社

最終更新:9/14(土) 1:01
北國新聞社

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