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“EU離脱”を懸けた2位争いは大番狂わせの予感!?【CL/グループB】

9/14(土) 12:01配信

SOCCER KING

 誰が見ても「2強と2弱」の構図は明らかだ。ドイツ王者のバイエルンと、昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)準優勝チームのトッテナムが順当に勝ち抜けるだろう。それで間違いない……のだが、「2強」のグループには思わぬ落とし穴があったりするものだ。

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 バイエルンとトッテナムが有力視されるのは当然である。他の2チームとは戦力差があり過ぎる。特にバイエルンは、夏の大々的な“衣替え”が実りをもたらすことだろう。

コウチーニョの加入でウインガー陣の負担は軽減

 フランク・リベリー、アリエン・ロッベン、ハメス・ロドリゲス、マッツ・フンメルス等に別れを告げ、代わりにMFフィリペ・コウチーニョ、MFイヴァン・ペリシッチ、DFベンジャマン・パヴァール、DFリュカ・エルナンデスを獲得した。特にコウチーニョの加入は大きかったと思う。

 今季は、否が応でも“ロッベリー”の穴に注目が集まるはずだった。「ロッベリーは去ったが、“ニャブマン”の時代がくる」と、セルジュ・ニャブリとキングスレイ・コマンの両肩にずっしりと重荷がのしかかるはずだった。だがバルセロナからレンタル加入したコウチーニョが注目を一身に浴びてくれたおかげで、ウインガー陣は気楽にプレーできるのだ。

 そしてFWロベルト・レヴァンドフスキの決定力も相変わらずで、彼とトッテナムのFWハリー・ケインのグループ内得点王争いも楽しみだ。バイエルンは11シーズン連続でグループステージを突破しており、彼らがグループで敗退したのは過去に1度しかない(2002-03シーズン)。大々的に戦力補強したドイツの雄が、ここで姿を消すのは想像できない。

トッテナムに付きまとうシーズン序盤の不安

 そのバイエルンに次いで2位通過が予想されるのが、昨季の準優勝チームであるトッテナムだ。今夏はデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの流出を食い止めただけでなく、クラブ最高額でフランス代表MFタンギ・エンドンベレを補強し、さらに万能型アタッカーのジオヴァニ・ロ・チェルソもレンタルで連れてきた。それから若いライアン・セセニョンまで加わったことで、昨季と比べて選手層は厚くなった。

 だが、シーズン序盤戦の内容を見ると不安が付きまとう。エリクセンの去就問題に揺れたこともあり、エンジンのかかりが遅いのだ。特に心配なのは、格下のニューカッスルに不覚を取ったホームゲームである。今年4月に移転した本拠地に完全に馴染めておらず、昨シーズンのCL準決勝のアヤックス戦でもホームでは0-1の敗戦を喫していた。

「二強」のうち片一方が全勝すると、もう一方が苦しい2位争いを強いられる場合があるのだ。だからトッテナムは、ホームで勝ち切れない試合が続き、突破が決まっていない状況で第6節の敵地バイエルン戦を迎えることになれば、よもやの敗退もありうる。そうなった場合に、サプライズで2位通過を決めるのはオリンピアコスだろう。

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最終更新:9/14(土) 12:01
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