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悲願の頂点狙うユーヴェとアトレティコ…両チームの改革の成果は?【CL/グループD】

9/14(土) 12:03配信

SOCCER KING

 実力と経験を兼ね備えたユヴェントスとアトレティコ・マドリードがグループ突破の大本命。レヴァークーゼンが対抗馬、ロコモティフ・モスクワが大穴というのが大方の予想だろう。ただし、組み合わせ抽選会直後のUEFAクラブランキングをもとに算出したグループ平均順位は「22.75」と、全8組の中でトップ。ある程度の格差は存在するが、ハイレベルな争いが期待できるグループということだ。

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 最大の見どころは、本命2チームが行った改革の成否だろう。過去6シーズンの間に2度のチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出を果たしながら、ビッグイヤーを手に出来なかったユヴェントスとアトレティコ・マドリード。彼らは苦い経験を踏まえて“CL仕様”のチーム作りを進めてきたが、今夏は特に対照的な振る舞いを見せた。

スタメンの顔ぶれは一新したアトレティコ

 移籍市場で派手な動きを見せたのはアトレティコ・マドリードだ。アントワーヌ・グリーズマン、ディエゴ・ゴディン、フィリペ・ルイス、フアンフランら、ディエゴ・シメオネ政権を支えてきた重鎮たちを一気に放出。“ポルトガルの若き至宝”ジョアン・フェリックス、宿敵レアル・マドリードの下部組織で育ったマルコス・ジョレンテとマリオ・エルモソ、そして昨シーズンのCL準優勝メンバーであるキーラン・トリッピアーらを新たに迎え入れた。現場の最高責任者は就任9年目を迎えるシメオネ監督のままだが、大胆な若返りを図った結果、スタメンの顔ぶれは一新されている。

 対するユヴェントスは、やはり監督交代が最大のトピックだった。「とにかく勝つこと」にこだわったマッシミリアーノ・アッレグリ監督に代えて、「魅せて勝つこと」を信条とするマウリツィオ・サッリ監督を招聘。欧州若手No.1センターバックのマタイス・デ・リフトを獲得したことや、ジャンルイジ・ブッフォンが1年で復帰を果たしたこともビッグニュースだったが、長年培ってきた“質実剛健”のスタイルにメスを入れたことは、ユヴェントスにとって大きな勝負と言える。

 果たして、その成果はどのような形で表れるのか。最終的な結論は、国内リーグや国内カップ戦の成績を含めてシーズン終了後に判断されるべきだが、CL目線で改革を断行したのだから、グループステージの結果は大いに注目される。

 ここまでのところ、順調な歩みを見せているのはアトレティコ・マドリードの方だろう。リーガ・エスパニョーラでは唯一の3連勝スタート。1日のエイバル戦では0-2から逆転勝利を収めるなど、例年にない爆発力を見せつけた。また試合中に3バックと4バックを併用し、中盤の形も状況に応じて随時変化させるなど、戦術のバリエーションも多彩だ。チームの成熟度が高まれば、再び決勝の舞台に立つことも不可能ではない。

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最終更新:9/14(土) 12:03
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