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若き才能がひしめき合うグループは「本命不在」に【CL/グループH】

9/14(土) 12:07配信

SOCCER KING

 実力拮抗の興味深いグループである。ネームバリューだけで考えるなら、チェルシー、アヤックス、バレンシア、リールの序列ははっきりしている。だが今シーズンに限っては何が起きてもおかしくない。なぜなら、本来ならば本命視されるはずのチェルシーが、過去15年間で「最弱」と囁かれているからだ。

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 昨季のヨーロッパリーグ(EL)覇者は、絶対的エースだったエデン・アザールの放出と補強禁止によって戦力ダウンが否めない。積極的に生え抜きの若手を起用しているが、彼らが欧州の舞台でも通用する保証はどこにもない。加えて、チームを率いるのは監督歴1年の新米監督である。その1年だって、イングランド2部リーグでの話だ。選手時代には慣れ親しんだチャンピオンズリーグ(CL)とはいえ、監督2年目のフランク・ランパードには少々荷が重いように映る。

 確かにクラブの英雄で、3年契約も結んだ。それでもグループステージの結果いかんではランパードの進退問題に発展しかねない。そういう重圧がのしかかるため、グループステージ初戦のバレンシア戦(H)が肝になる。快勝できれば若いメンバーが多いだけに勢いに乗るかもしれないが、そこで躓けばグループ敗退も大いに考えられる。

アヤックスはチェルシー以上に安定する可能性も

 どちらに転ぶか分かりづらいのはアヤックスにも言えるだろう。こちらはDFマタイス・デ・リフトとMFフレンキー・デ・ヨングの二枚看板を引き抜かれたのだから仕方のないことだ。とはいえ、攻撃の軸となるFWドゥシャン・タディッチとモロッコ代表のMFハキム・ツィエクが残留したことで、CLベスト4に入った昨シーズンのような小気味よい攻撃は健在だ。

 さらに21歳の新戦力コンビであるアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスとメキシコ代表DFエドソン・アルバレスは、中盤でもプレーできる足元の技術に秀でた現代型センターバック。彼らがチームに上手く馴染むことで、チェルシーよりは安定性を発揮するだろう。

 バレンシアの場合は、自ら墓穴を掘ったように思われる。CL初戦のわずか6日前にマルセリーノ・ガルシア・トラル監督を電撃解任。名門復活の立役者に代わってチームを率いるのは、元スペイン代表MFアルベルト・セラーデス氏だ。現役時代はバルセロナとレアル・マドリードの両クラブでプレーし、引退後はスペイン代表の年代別代表監督を歴任。A代表のアシスタントコーチとして、2014年と2018年のワールドカップにも帯同した。昨シーズンはフレン・ロペテギ監督の右腕として、短期間ながら古巣レアルでCLを経験している。とはいえ、クラブの監督を務めるのはこれが初めてのこと。準備期間もほとんどない中、欧州最高峰の戦いに挑むのは荷が重すぎるだろう。

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最終更新:9/14(土) 16:57
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