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引退阪神メッセ 愛する家族と異国日本10年奮闘記

9/14(土) 6:00配信

日刊スポーツ

<とっておきメモ>

マウンドで闘志を前面に出すメッセンジャーは、ユニホームを脱げば優しい父親になる。甲子園での試合後はクラブハウスへ続く通路によく「ダディー!」と声が弾んだ。「ハァーイッ!」。スパイダーマンのTシャツを来た愛息を幸せそうな笑顔で抱きかかえる。家族のため「日本の職場」で10年も奮闘した。

【写真】子供を抱いて手を振るメッセンジャー

若虎たちに男としての生き方を訓示した夜もあった。「やるときはしっかりやればいい。長く(野球を)やるためには、スイッチの切り替えが大切なんだよ」。職場での「ON」とプライベートでの「OFF」を大切にした。食事に誘うのも投手、野手隔たりがなく、新入団、移籍組とも頻繁にグラスを交わした。

長らく先発ローテを守り、大黒柱として君臨した。登板前日に寝付けず、大雨に打たれながら走った夜もあった。リハビリ中は運転ができず、夫人に送迎してもらう日も。どんな夜も、心には家族がいた。男は優しく、強く-。そんな生きざまを猛虎戦士に身をもって伝えた10年だった。【阪神担当=真柴健】

最終更新:9/14(土) 15:28
日刊スポーツ

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