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ゴールデンエイジの生き残り、ルイス・スコラがアルゼンチン代表を高みへと導く

9/15(日) 10:05配信

バスケット・カウント

「自分たちのやり方で、大会をざわつかせてきた」

文=鈴木健一郎 写真=FIBA.com



今夜、アルゼンチン代表はワールドカップ決勝をスペイン代表と戦う。

アルゼンチン代表は2002年の世界選手権で準優勝し、2年後のアテネ五輪では優勝と、ゴールデンエイジと呼ばれる世代の台頭とともに世界のトップへと躍り出た。ただ、その後は勝てない時期が続き、2016年のリオ五輪ではアメリカに屈してベスト8で敗退。ここでゴールデンエイジの象徴であるマヌ・ジノビリを始め、アンドレス・ノシオーニやカルロス・デルフィーノが代表引退を決断。アルゼンチン代表の華やかりし時代は終わったかに思われた。

ゴールデンエイジの生き残りはルイス・スコラただ一人。チームは大幅に若返り、1980年生まれで39歳のスコラを除けば、全員が90年代生まれの選手となった。国際経験豊富なスコラはそんなチームをまとめ、若い選手たちの模範にならなければいけない。

それでも『ベンチの長老』に甘んじるつもりはない。「コートに立ったら年齢は関係なく、良い選手かそうでないかが問われる。若い選手から力をもらっているのは確かだけど、コートに立ったら若手もベテランもないんだ」と、アルゼンチン代表のスタイルであるハードワークを引っ張っている。決勝トーナメントに入ってからセルビア戦では31分、フランス戦では34分プレーとフル回転。ワールドカップ通算得点で歴代2位を更新し、チームをファイナルの舞台へと導いた。

老いを感じさせないスコラは、決勝進出を決めてご機嫌だった。「気分は良いし、興奮しているし、ハッピーだよ。このチームはプレーしていて楽しいし、勝つのはいつだって愉快なものさ。でも、それらを抜きにしてもここにいられてハッピーだ」

「2002年や2004年と今を比較すると似ている点が多いと感じる。だからって最後まで勝てるかどうかは分からないけどね(笑)。金メダルが取れるかどうかは分からないけど、近いところまで来ていると感じるよ」



1つ目の目標:グループリーグ突破
2つ目の目標:クォーターファイナル進出
3つ目の目標:オリンピック出場権獲得
4つ目の目標:セミファイナル進出
5つ目の目標:メダル獲得
もっと行くぞ! 

スコラは大会を通じて、こんなツィートを投稿している。ここまで来ればあと1勝、優勝したいと誰もが思うもの。スコラも揺るぎない自信を持って、最後の試合に臨む。

「アルゼンチンがここまで進むことはないと思っていた人もいただろうけど、それは構わない。僕らはゲームプランに沿ってプレーし、どの試合でも自分たちのやり方を貫いて、大会をざわつかせてきた。僕らが今いる場所に値しないチームだとは、もう誰にも言えないさ」

ワールドカップ決勝、アルゼンチンvsスペインは日本時間21時に試合開始となる。

バスケット・カウント

最終更新:9/15(日) 12:40
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