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創作と交流の13日間/福野・井波支局長 正橋 悠

9/15(日) 0:39配信

北日本新聞

 8月に南砺市井波地域で開かれた「南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ」。海外からの招待作家らが井波芸術の森公園で、長さ約1.8メートル、直径約0.5メートルの原木を材料に彫刻制作に励んだ。来場者は、丸太にみるみるうちに“命”が吹き込まれていく様子を間近で見ることができた。会場にはチェーンソーやのみの音が響き、クスの良い香りが漂っていたのが印象的だった。

 各作家のテントのそばには、それぞれの国の言葉で「こんにちは」「暑いですね」「頑張ってください」と書かれたボードが用意され、話し掛けやすい雰囲気になっていた。合間を見て通訳を介し質問してみると、笑顔で応じてくれる作家も多かった。来場者と気軽に記念撮影に応じたり熱心に話し込んだりする場面もあり、ただの創作活動の場ではなく、盛んに交流する姿が何度も見られた。

 閉会式のスピーチでは、各作家はそれぞれ「ありがとう井波」「制作に没頭できる楽しい時間だった」など感謝の言葉を口にした。来場者はもちろん、作家にも多くの思い出を残した意義のある13日間だったようだ。

最終更新:9/15(日) 0:39
北日本新聞

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