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日本酒『もっけだの鶴岡』ブランド~地震で銘柄不明のお酒を商品化へ!

9/15(日) 12:00配信

ニッポン放送

ニッポン放送「週刊 なるほど!ニッポン」(9月8日放送)では、「地震を乗り越えた縁起物! 山形県鶴岡市の銘柄が分からない日本酒が大人気!?」というトピックスを紹介した。

昨今は地震や雷だけでなく、雨も怖い時代になっている。まだ記憶に新しい自然災害の1つ、2019年6月に起きた「山形県沖地震」では、最大震度が「6強」。鶴岡市では震度「6弱」を観測し、市内の酒蔵は大量の酒瓶が割れるなど、甚大な被害を受けた。

割れずに残った日本酒も、ラベルを貼る前に被災したため、中身が「大吟醸」なのか「純米酒」なのか分からず、出荷出来ない事態にもなったという。そのなかで立ち上がったのが、地元の旅館業の若旦那衆だ。銘柄が分からなくなった日本酒を買い取り、新ブランド『もっけだの鶴岡』として商品化したのだという。

『もっけだの鶴岡』プロジェクトの担当者、「湯田川温泉 つかさや旅館」若旦那の庄司丈彦さんに、立川晴の輔が話を伺った。

庄司:鶴岡市でも地震の影響があった地域と、ない地域がありまして、私共の湯田川温泉は、ほとんど影響がありませんでした。

晴の輔:場所によってまったく違うのですね。

庄司:被害を受けた温泉地もありましたので、何とか皆で一緒になって、やって行ければと思います。

晴の輔:庄司さんは、酒蔵をやっているわけではないのですよね?

庄司:私は宿屋のオヤジなのです(笑)。 我々の商売は『お酒』にはお世話になっておりまして、いろいろな蔵のお手伝いで出入りしているうちに、流れでこういった立場におります。

晴の輔:地震で銘柄が分からなくなった日本酒を、商品化するということですよね?

庄司:ラベルを貼っていない状態のまま、冷蔵庫で種類別に保存していたのです。それが地震で崩れてしまい、どの銘柄か特定できなくなってしまいました。

晴の輔:単純にペロッとなめてみて、「これは純米酒」と判断するわけにはいかないのですね。

庄司:1つ1つ調べれば中身が分かるのですが、そうすると空気に触れて、劣化してしまいます。膨大な手間もかかるため、蔵の皆さんがとても困っていたのです。そこで、地震を乗り越えた縁起物でありながら、純米・大吟醸・純米大吟醸のうち、何が当たるか分からない「ラッキーボトル」という形の製品にしました。

晴の輔:「ラッキーボトル」ですか?

庄司:ラッキーなこともある、新しい商品として出させていただいております。

晴の輔:そのお酒は、地震を乗り越えたわけですね。どれくらいあったのですか?

庄司:もう少し出るかもしれませんが、2つの蔵を合わせて、240本ぐらいだと聞いております。

晴の輔:「もっけだの」という名前ですが、これはどういう意味ですか?

庄司:山形県庄内地方の方言で、予想外にものをいただいたときなどに「もっけだの~」と言うのです。「すみません」「ありがとう」という意味で使う言葉です。

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最終更新:9/15(日) 12:00
ニッポン放送

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