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事件の唯一の手がかりは、目の見えない“目撃者”

9/15(日) 13:00配信

ニッポン放送

【しゃベルシネマ by 八雲ふみね 第690回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。支配人の八雲ふみねです。シネマアナリストの八雲ふみねが観ると誰かにしゃベりたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

 

今回は、9月20日から公開の『見えない目撃者』を掘り起こします。

五感を震撼させるノンストップ・スリラー

警察官としての将来を嘱望されていた浜中なつめは、警察学校の卒業式の夜、自らの過失で弟を事故死させてしまう。自身も失明し、警察官の道を諦めた彼女は、事故から3年経っても弟の死を乗り越えられず、失意のどん底にいた。

ある日、車の接触事故に遭遇したなつめは、車中から助けを求める少女の声に気づく。視覚以外の感覚から感じ取った“目撃”情報を警察に提示するが、警察は目の見えない彼女を目撃者とは認めず、捜査は打ち切りに。

警察時代に培った判断力から誘拐事件と確信した彼女は、もう1人の目撃者である高校生の国崎春馬と共に、事件の真相に迫るが…。

韓国映画『ブラインド』(2011年韓国、日本では2014年公開)をリメイクした『見えない目撃者』。目の見えない元警察官が聴覚や触覚、嗅覚を駆使して事件解決に乗り出す、五感を震撼させるノンストップ・スリラーが解禁となります。

主人公の浜中なつめ役は、本作が本格スリラー映画に初挑戦となる吉岡里帆。撮影に入るにあたって、女性警察官、視覚障害者、盲導犬トレーナーに長時間の取材を行い、射撃練習やアクショントレーニングも敢行。渾身の役作りで難役を演じきっています。

なつめとともに事件の解決に乗り出す高校生・国崎春馬役には、話題作への出演が続く高杉真宙。そして大倉孝二、浅香航大、國村隼、松田美由紀、田口トモロヲといった実力派キャストたちが、物語にさらなる重厚感を与えています。

目が見えるがゆえ、視覚に頼ってしまいがちであるからこそ見落としてしまう犯人の痕跡が、伏線として巧みに取り入れられており、謎解きの面白さがふんだんに詰まっている本作。聴いて、嗅いで、触れて、事件の真相へと少しずつ近づいて行く主人公の姿に、観る者の感覚をも研ぎ澄まされて行く新感覚のスリラーです。

なつめが体験する恐怖と衝撃の結末を、彼女と一緒に体感しながら“目撃”して。

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最終更新:9/15(日) 13:00
ニッポン放送

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