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新選組サミット 県内ゆかりの志士解説 水戸学や攘夷に迫る 行方

9/15(日) 8:00配信

茨城新聞クロスアイ

新選組初代局長の芹沢鴨と副長助勤の平間重助の出身地とされる行方市で14日、「全国新選組サミットin水戸派2019」が開かれた。同市麻生の麻生公民館でシンポジウムが行われ、県内にゆかりある志士らの貫いた水戸学や尊皇攘夷(じょうい)の思想がどのようなものであったかに迫った。15日には、同市玉造甲の霞ケ浦ふれあいランドで「第15回なめがた新選組まつり」を行う。

同サミットは、新選組を題材にまちおこしをしようと毎年開催しており、今回で20回目。新選組ゆかりの地の同好会や市民ら約30人が参加した。

シンポジウムで、かすみがうら市歴史博物館の千葉隆司さんは「幕末の混乱期に、日本をまとめた思想が茨城県から出た」と強調。水戸学や尊皇攘夷思想の広がりや多様な立場の志士がいたことを解説した。新選組!茨城玉造隊副長の角田吉信さんは「芹沢鴨らは日本を変えようと命懸けで生きた」と隊士の姿勢に言及した。

シンポジウム後には、まちづくり市民劇団の玉造座が演劇「贋作・芹沢鴨」を上演。史実に基づいた作品で、芹沢が土方歳三らに暗殺されるまでの姿を伝えた。

実行委員長の飯田正義さんは「茨城にどのような先人がいたのかもっと知ってもらいたい。地域で歴史を調べ、伝える活動がもっと起これば」と期待した。

15日は、午後から霞ケ浦ふれあいランドで隊士パレードや新選組にゆかりのある地域の団体による殺陣パフォーマンスを実施する。(松浦かえで)

茨城新聞社

最終更新:9/15(日) 8:08
茨城新聞クロスアイ

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