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「iPhone 11」発表会のプレゼンターたち 製品も人も世代交代?

9/15(日) 7:05配信

ITmedia PC USER

【連載:ITはみ出しコラム】 毎年恒例9月の新iPhone発表イベントが無事終了しました。先週の金曜に「iPhone 11」などの予約が始まり、ああ、秋が来たなぁと思います。

【写真】Apple発表会プレゼンターの顔ぶれ

 ここ数年の米Apple発表イベントのオープニングは、凝った動画が流れた後、ティム・クックCEOが慈愛に満ちた笑顔で登壇するというパターン。今回もトランスミッターを両手で包むように持つあのスタイルで会場に語りかけました。

 でも、今回のプレゼンターはかなりメンバーチェンジがあり、何といっても楽しみにしていたクレイグ・フェデリギ上級副社長が登場しなかったのがとても残念。かつてはエディ・キューさんやジェフ・ウィリアムズさんも出てきていたのに、今回上級副社長で登壇したのはワールドワイドマーケティング担当のフィル・シラーさんとリテール+人事担当のディアドラ・オブライエンさんだけ。

 顔ぶれを見ると、Appleの次を担う人々なのかなというのと同時に、かなりダイバーシティを意識した人選なんじゃないかと思いました。

 クックさんとシラーさん以外に登壇したAppleの従業員は7人。女性が4人、(見た目での)非白人は5人。みなさんもちろん優秀でAppleにとって重要な人材ですが、ダイバーシティ的にも見事なバランスです。

 7人を登壇順に簡単にご紹介します。何人かは過去のスペシャルイベントにも登壇しています。


1. 「Apple Arcade」を紹介したアン・サイさんはApple歴8年でベトナム系
2. 「iPad」のグレッグ・“ジョズ”・ジョズウィアックさんはポーランド系白人で、Apple歴は33年(!)。フィル・シラーさんの後継者と目されている人です
3. 「Apple Watch」のヘルスケア機能を紹介したサンブル・デサイさんは、Appleが2017年にヘルスケアに本気を出し始めたときに大量に採用した医学関連の人たちの1人。Apple歴2年で名前から推測するとアラブ系
4. Apple Watch」のスタン(スタンリー)・エンさんはApple歴20年。iPodの動画などで見たことのある顔です。中国系
5. 「iPhone 11」を紹介したカイアン・ドランスさんのApple歴は分かりませんが、2009年にAppleの従業員として特許を申請しているので、短くても10年です。米国生まれですが、お父さんが台湾からの移民
6. 「A13」チップを紹介したスリ・サンタナムさんはApple歴11年。インド出身
7. 「Apple Store」を紹介したディアドラ・オブライエンさんは4月に退社したアンジェラ・アーレンツさんに代わっての登壇。大学を出てすぐに入社し、Apple歴は30年。白人で、名字から推測するとアイルランド系ですが、既婚なのかどうか分からず、もしかしたら夫の姓かもしれません

 それぞれ慣れた感じのApple流プレゼンでした。次回もこのメンバーでしょうか。

 Appleのスペシャルイベントといえば、最高デザイン責任者(CDO)のジョニー・アイブ上級副社長による製品紹介動画もおなじみですが、その名物動画も何回か前のイベントから流れなくなりました。そして彼ももうすぐAppleを退社します。

 今回もう1つ残念だったのは、これまでのイベントの配信では何度か客席の様子が映され、そこで前の方に座っているAppleの幹部たちの顔が見えたのに、今回は全くなかったこと。きっとフェデリギさんやケビン・リンチさんが座っていたと思います。

 ありがたかったのは、今回初めてYouTubeでもライブ配信してくれたこと。字幕が画面に被らずに表示されたので、見やすかったです。

 「One more thing」はなく、個人的にはわくわく感が少ないイベントでしたが、安定の品質で楽しめました。

 9月25日にはAmazonのハードウェア新作発表会、10月には「Made by Google」が開催されます。新製品だけでなく、プレゼンターも気になります。

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最終更新:9/15(日) 7:05
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