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原子力事業所 学生ら見学会 東海 中小担い手確保へ

9/15(日) 15:00配信

茨城新聞クロスアイ

大学生などを対象にした原子力関連事業所の見学会が13日まで3日間実施され、学生たちが東海村の中小企業を中心に回り、原子力産業の裾野に触れた。

原子力産業に関心を寄せてもらおうと、村内の企業や大学などでつくる「原子力人材育成・確保協議会」が主催した。産業界全体の人材不足や東京電力福島第1原発事故による原子力のイメージ低下などで、原子力界でも担い手不足に悩む背景がある。特に知名度が高くない中小企業は厳しい状況だ。

見学会には県内外の大学と工業高等専門学校、専門学校の学生計11人が参加した。村内を中心に8事業所を回り、人事担当者から組織概要を聞いたり、専用機器を操作したりした。

このうち、同村村松の「原子力エンジニアリング」では担当者が業務内容を説明。従業員の原子力関連施設への派遣や出向などを行い、運転保守や放射性廃棄物の管理などを担っていると明かした。

その上で担当者は「放射性廃棄物の管理といった技術は福島の復興にも役立つのではないか」と仕事の意義を語った。

参加者の茨城大大学院1年、塩沢真未さん(24)は「原子力は幅広く多岐にわたることを知った。自分のやりたいことをできるのが中小企業と思った」と話した。(斉藤明成)

茨城新聞社

最終更新:9/15(日) 15:03
茨城新聞クロスアイ

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