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<犬飼貴丈>「なつぞら」“天陽の兄”として… 死を告げるシーン「心はぐちゃぐちゃでした」

9/15(日) 17:20配信

まんたんウェブ

 女優の広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」に、吉沢亮さん扮(ふん)する山田天陽の兄・陽平役で出演中の犬飼貴丈さん。ドラマ屈指の人気キャラとなった“天陽くん”の兄であること以外、人柄などが伝わるエピソードが乏しい中、どういった思いを抱きながら役を演じてきたのか? 一つのクライマックスとなった9月3日放送の第134回、なつ(広瀬さん)に弟の死を告げるシーンを振り返り、「一番つらい役を担っているなって感じて。陽平自身、天陽の死を受け入れられていない状態だけど、なっちゃんに知らせてあげなくてはいけないという使命感もあって。僕もそこは覚悟を決めて、折り合いをつけてやらなくてはと思ってはいたんですけど、心はぐちゃぐちゃでしたね」と明かす犬飼さんに話を聞いた。

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 ◇天陽への「負い目」を抱きながら…

 なつをアニメーションの世界に引き入れた人物として、真っ先に仲さん(仲努、井浦新さん)の名前が挙がるが、そんな2人を引き合わせたのは陽平で、今や立派なアニメーターになったなつにとって、陽平は恩人の一人であることは間違いない。その点について犬飼さんは役作りの核に「なっちゃんへの愛情は常にありました」と認める。

 一方で、弟・天陽への思いは複雑だ。もちろん、家族として多大な愛情はあったはず。それでも、天陽を北海道に(たとえ天陽自身が望んだとしても)“縛り付けてしまった”という「負い目」は、役を通して常に感じていたようで、犬飼さんは「陽平は、もし自分が東京に出てこないで北海道にいたら、天陽の人生はまた違った形になっていたんじゃないか、という思いをずっと抱えながら生きてきていて。その部分はあまり描かれてはいないけど、自分が画面に登場したときは、そこをどこまで出せるかというのは常に意識していました」と振り返った。

 陽平の心の苦しさに加え、彼の人物像に迫るシーンの少なさも、犬飼さんを悩ませたといい、「やっぱり自分で構築していかなくていけないキャラクターだったというのが僕にとっては大きくて。描かれていない分、自分で補完しながらやってしまってはいたんですけど……。ただ変に作り過ぎて、これは違うって言われないよう、台本の行間までをしっかりと読み込んで、自分が作った陽平が勝手に独り歩きしないようにというのは考えました。同じように撮影期間が長かった『仮面ライダービルド』と比べても、役の自由度が高い分、それてしまうとダメなんだなってことをすごく感じた現場でしたね」と語った。

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最終更新:9/15(日) 17:36
まんたんウェブ

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