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富山工、高岡南など8強 秋季県高校野球

9/15(日) 13:07配信

北日本新聞

 第72回秋季県高校野球大会第4日は15日、県内4球場で3回戦8試合を行い、8強が決まった。富山工が3―2で桜井との接戦を制し、高岡向陵は4―0で新湊を下した。終盤逆転した魚津工が9―6で新川に勝利し、石動が7―5で富山の反撃を振り切った。富山商を破った高岡南と、富山工、魚津工の3校がシード校を倒した。このほか、未来富山、高岡商、高岡第一が準々決勝に進んだ。勝ち残っている8校は来年の春季県大会でシードされる。第5日は21日、県営富山と高岡西部の2球場で準々決勝4試合を行う。県高野連、北日本新聞社主催。

■富山工1年生粟島決勝打

 連日の好投手攻略だ。富山工が前日の砺波工戦に続いて見せた逆転劇の主役は1年生の粟島だった。

 1点を追う八回、小川の二塁打と石黒大の適時打で同点とし、なお2死一、三塁で途中出場の粟島が左打席に入った。桜井の投手野村は、大会屈指の速球派左腕。外角への直球で追い込まれた。

 「甘い球を狙っていたが、もうバットを出すしかなくなった。最後もアウトコースに来ると思っていた」と粟島。再び厳しいコースに来た外角の速球にうまくバットを合わせ、左翼線に打球を落とした。値千金の決勝打に、試合後もチームメートからの祝福が相次いだ。

 粟島は砺波工戦でも好投手の黒田から2点適時打を放っている。作田大志監督は「ラッキーボーイ的な存在だ」と活躍を驚く。ベンチ入り18選手のうち1年生は2人だけ。粟島は「先輩のおかげで楽な気持ちで打席に立てて、実力以上のものが出せている」と好調の要因を話す。

 準々決勝で戦う高岡向陵も好投手の宝里を擁しているが、粟島は「次もいいところで打ちたい」。勢いに乗る背番号18が3度目の“エース食い”を狙う。(社会部・石黒航大)

■高岡向陵 完封勝ち エース宝里 投打けん引

 高岡向陵は1年生バッテリーが躍動し、強力打線の新湊を零封した。先発の宝里は8回を投げて7三振を奪い、被安打はわずか2。捕手の植野は先制の2点適時二塁打を放ち、チームを勢いづけた。

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最終更新:9/15(日) 13:07
北日本新聞

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