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カターレ快勝、岩手に5-0 暫定5位に浮上

9/15(日) 16:18配信

北日本新聞

 明治安田J3第23節は15日、8試合を行い、カターレ富山(6位)は県総合運動公園陸上競技場でいわてグルージャ盛岡(16位)に5-0で快勝し、今季初の3連勝を挙げた。5得点はJリーグに昇格した2009年以降で最多得点。通算9勝8分け6敗で勝ち点35とし、5位に浮上した。

 積極果敢な攻撃で大量得点した。富山は前線への鋭い縦パスを多用して決定機を量産。前半13分、MF花井が左CKを直接入れて先制すると、同25分にはFW大谷が追加点を挙げた。

 球際の強さもたびたび発揮。ボールを奪うと速攻に転じ、2次、3次攻撃を繰り出し敵ゴールを脅かした。後半10~18分にはDF柳下、MF佐々木陽、大谷が立て続けに追加点を奪った。守備でも集中を保ち、2試合連続の無失点で勝ち切った。

 次節は、29日午後2時から同競技場で、ガイナーレ鳥取と戦う。

■裏を突く戦術的中
 「個々の自信」がみなぎった富山は、Jリーグ昇格後最多となる5得点で3連勝を飾った。ゴールラッシュで決定力不足という呪縛をほどき、安達亮監督は「内容に結果がしっかりついてきた」と喜んだ。

 富山は序盤から効果的な長いパスを前線に供給し、ディフェンスラインを上げて構える相手の裏を突いた。この戦術が次々とはまり、何度も敵陣深くに攻め込む狙い通りの展開に。「裏に飛び出し、ラインを下げるのが自分の役割」という大谷は持ち前のスピードを武器に2得点の活躍を見せ、「連係がうまくいった」と笑顔で汗を拭った。

 選手それぞれが抜群の存在感を放って、大量得点で相手をねじ伏せた。GK榎本は「これまでなかった個々の自信が出てきて、攻撃の手数が増えてきた」と手応えを口にし、3点目を挙げた柳下は「自信の持てる内容。やっと自分たちの信じてきたサッカーができた」と振り返った。

 先制ゴールの花井は今季初得点。「吹っ切れた」と晴れやかな表情を浮かべ、「慢心せずに、このサッカーを終盤戦も続けていく」と言葉に力を込めた。イレブンの前に上位浮上への道が開き始めた。(社会部・松澤拓也)

富山 5 - 0 岩手
2 (前半) 0
3 (後半) 0

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最終更新:9/16(月) 10:13
北日本新聞

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