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広島 誠也&松山で5打点!巨人最終戦白星締め 本塁打の誠也 残り6試合「やるしかない」

9/15(日) 8:30配信

デイリースポーツ

 「巨人5-6広島」(14日、東京ドーム)

 広島が延長戦を制し、首位・巨人との今季最終戦を白星で締めた。大激戦の中、鯉打線の中軸が大暴れ。3番・鈴木誠也外野手(25)が27号先制ソロを含む2安打2打点の活躍を見せれば、4番・松山竜平外野手(33)も2安打3打点。2人で計5打点をたたき出した。残り6試合。CSで対戦する可能性のある巨人に、嫌な印象を与えたはずだ。

 4時間21分の大熱戦を総力戦で制した。同点の延長十回。先頭・野間の左中間二塁打をきっかけに1死三塁の好機をつくると、代打・磯村への4球目、鍵谷の投球が捕手・大城の股間を抜け、転々とする間に三走・野間が生還(記録は捕逸)。これが決勝点となった。緒方監督は「選手が本当に最後まで諦めずに執念を見せて頑張ってくれた。それしかない。それ以上ないよ」とナインをたたえた。

 競り勝った一戦の中、鈴木、松山の3、4番の働きが際立った。チームが無安打で迎えた四回2死。まずは鈴木だ。フルカウントから2番手・高木の145キロ内角高め直球を振り抜き、左翼席へ突き刺す先制の27号ソロ。その打席まで通算8打数1安打だった相手に、打席で工夫を凝らしながら一発に結び付けた。

 1ボールから2、3球目は普段よりも高く左足を上げ、4球目は左足で細かくタイミングを取った。これで追い込まれると今度はノーステップ打法に切り替え、6球目を仕留めた。「タイミングを取るのが難しい投手。合わせようと思った」。普段から「自分のいい形」を求める姿勢が好結果を呼んだ。

 2点を追う六回も「なんとなく合っていなかった」と、4番手・大竹からノーステップで右線適時二塁打。打率・337と伸ばし、リーグトップをひた走る。残りはあと6試合。本塁打はあと3本、盗塁も現在24個であと6個だが、進化を遂げている主砲は自身初のトリプル3の可能性を持つ。

 松山も勝負強さが光った。六回、鈴木の適時二塁打で1点差とし、なお2死二、三塁。5番手・田口の直球を左翼線2点適時打とし、4-4の八回1死一、三塁では6番手・中川から中越え適時二塁打。「得点圏を大事にしないといけない」。3試合連続タイムリーで4番の役割を果たしているが、前半戦不振に陥った背番号55の目はまだまだギラついている。

 順位が決する残り試合とポストシーズンへ、頼もしい2人の存在。鈴木が「残り少ないので、しっかりやっていきたい」と力を込めれば、松山も「やるしかないと思っている。1試合、1打席。とにかく打たないといけない」と闘志を燃やした。最後の最後まで力を発揮する。

最終更新:9/15(日) 8:55
デイリースポーツ

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