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『テイルズ オブ アライズ』ステージリポート。「俺は、戦いたいーー」。佐藤拓也(アルフェン役)&下地紫野(シオン役)の生演技に大興奮! 富澤プロデューサーが新情報を明かす【TGS2019】

9/15(日) 21:32配信

ファミ通.com

 2019年9月12日~15日、千葉・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2019(12日、13日はビジネスデイ)。9月15日、バンダイナムコエンターテインメントブースで行われた『テイルズ オブ アライズ』スペシャルステージをリポートする。



※ステージリポート速報版は以下の関連記事をチェック!


『テイルズ オブ アライズ』謎の新キャラが公開! 魔法“星霊術”など世界観の情報も明らかに【TGS2019】
https://www.famitsu.com/news/201909/15183402.html

 2019年6月のE3で発表され、大きな注目を集める最新作『テイルズ オブ アライズ』(2020年発売予定。対応機種はプレイステーション4、Xbox One、Steam)。


 本作の最新情報が見られるとあって、ステージ前は大勢のファンでぎっしり。

 バンダイナムコエンターテインメントの富澤祐介プロデューサーを始め、主人公アルフェン役の声優佐藤拓也さん、シオン役の下地紫野さんに大きな拍手が送られた。


『テイルズ オブ アライズ』について

 まずは、最新作『テイルズ オブ アライズ』情報をおさらいを兼ねてPVを鑑賞。

 これまでの『テイルズ オブ』シリーズとは一線を画す雰囲気のPVは、会場の大型ビジョンで見ると一層迫力がある。


 下地さんは「収録のときから制作段階の映像を見ていましたが、最初に見たときにもすごくきれいで、このまま出せるんじゃないかと思いましたが、さらに、すごくパワーアップしていて、早く皆さんにお届けしたいなと思います」と感想を述べた。

 それでも、富澤プロデューサーによると、収録時での完成度は40%程度だったとのことで、現在はさらにパワーアップしているという。それを聞いた佐藤さんは「俺が知っているゲームでは収録時の時点で完成版のクオリティーだと思っていた(笑)」と笑った。
世界設定について

 現在公開されている設定について、改めて富澤プロデューサーから説明がなされた。
“ダナ”と“レナ”という2つの星が舞台になっていく。
牧歌的な世界だったダナは、300年前にれ何より侵攻され、以来、終わりなき隷属、奴隷的な待遇を強いられている。
鉄仮面に覆われたダナの青年アルフェンが、同族から追われるレナの少女シオンが出会い、物語が始まる。

 続いて、新情報が公開に。
万物に備わる“星霊力”


 物や生命には“星霊力(せいれいりょく)”が備わっており、レナ人は“星霊術(せいれいじゅつ)”が使える。富澤プロデューサーによると星霊術は、「いわゆる魔法」とのことで、レナ人であるシオンもこの星霊術を使うことが可能。

 主人公のアルフェンは、痛覚を失っており痛みを感じない人物なのだが、怪我をしないわけではない。傷やヤケドを負った際は、このようにシオンに癒してもらうことになるという。
炎の剣


 炎の剣(つるぎ)は、星霊力が顕現した力のひとつ。使い手をも焼き焦がしてしまう剣を、シオンから受け継いだ力としてアルフェンは使っていく、PVではシオンの体から引き抜いているようなシーンが見えたが「あれがどういう状況なのかは……まだ秘密です(笑)」(富澤プロデューサー)。

 炎の剣は手に取ると火傷してしまうような熱さなのだが、痛みを感じないアルフェンだからこそ使うことができるというわけだ。

 そんな設定に対し、アルフェン役の佐藤さんから、「ゲーマー的には、炎の剣を使っていると、ずっと状態異常:ヤケドとかになってHPダメージをを食らってしまうんじゃないか? とも思ってしまいますが」と、素朴な疑問が。

 しかし、富澤プロデューサーは「おっ、ゲームシステム的な質問をどんどんして来ますねえ(笑)」と軽くいなし、佐藤さんが「早く遊ばせてくれ!(笑)」と叫んで会場を湧かす場面も。
コスプレイヤーが“炎の剣”とともに登場!

 つぎは、アルフェンとシオンのコスプレイヤーが登壇。とくにアルフェンが持つ炎の剣は、剣の内側から光るという精巧な作りとなっており、佐藤さんと下地さんを驚かせた。


 コスプレの感想を訊かれた下地さんは、「衣装の細部まで作り込まれていて、鳥肌がたちますね。背部もすばらしくて……シオンの背中がとってもきれいなんですよ」と語った。


各キャラクターのセリフを生演技!

 続いて、それぞれが演じるキャラクターのセリフをこの場で演じてもらうことに。



 アルフェンは

「どこまで奪えば気が済むんだ……」、「俺は、俺は戦いたい」

 というセリフを、シオンは

「あのね……いいこと? 私はレナ。あなたはダナ。……忘れないことね」

 というセリフを生で演じた。

 生の演技の迫力に、会場からは大きな拍手が巻き起こった。とくに、直前までかわいらしい雰囲気で「緊張します……!」としゃべっていた下地さんが、マイクを持ちセリフを発した瞬間、凛としてクール、ちょっと高慢さを感じさせる、キリッとした“シオン”に豹変したことに、驚きの声が漏れた。
佐藤拓也さんが語るアルフェン

 富澤プロデューサーから「アルフェンは、最初はフルフェイスのヘルメットをしているような容貌で、もっとボロボロな格好。佐藤さんは彼の設定を聞いてどう思いましたか?」と質問。

 佐藤さんは、アルフェンは痛覚も記憶もなく、ふつうではないという設定だが、彼自身の根源となる正義感、仮面の下でどのような感情を持っているのか? と、精神面から考察したと語る。

 さらに、精神以外に、状況として、仮面の向こう側が見えているのか、息は苦しくないのかなどを確認したそうだ。

 というのも、そういうことで心拍数とや息の感じも変わるため、そのような点は収録現場で監督や音響監督と綿密に話し合ったのだという。

 アルフェンは、痛覚や記憶など、自分に“ないものがあると自覚している”キャラクターであり、安穏として生きているよりも、周囲に鋭敏に生きてている。周囲の状況に鋭敏なキャラクターとして演じることで、気持ちの機微が現れるはずだと考えて演じたそうだ。
下地さんの演技の幅について

 また、驚きの変わり様を見せた下地さんの演技には、「初収録の際、マイクの前に立った瞬間にシオンに変わるので、ドキドキしました」(佐藤)と明かした。

 富澤氏によると、本作は「ダナとレナの、300年間の隷属関係であったり、ハードなスタート地点から始まるが、このふたりの関係性がどのように変わって、成長していくのか」という点に注目してほしいとのことで、その“変化”を表現するために「演技の幅があることはオーディションのときから重視していた」のだという。
シオンと“<荊>の呪い”


 続いて、シオンの設定についても明かされた。

「彼女も、特殊な“<荊>の呪い”を持っている。触れたものに痛みを与えてしまうというキャラクターなんです。周りの人にちょっと触れるとビリビリと(激しい痛みが走る)」(富澤プロデューサー)

 シオンに触れるだけで痛みを走らせてしまう<荊>の呪いがある。だからこそ、他人に痛みを与えてしまうシオンと、痛みを感じないアルフェンが出会うことで物語が展開するのだろう。

 そんなシオンの“呪い”について下地さんは「私がもし、そんな呪いを受けてしまったら……と考えると、よりシオンに寄り添いたいという気持ちになります」とコメントし、さらにキャラクターへの愛情が深まったと語る。
「佐藤さんがみんなを引っ張ってくれている」(下地)

 さらに話題は“収録時のエピソード”へと続く。

 佐藤さんが

「ゲームの音声収録はひとりで淡々とやるのが多いですが、『テイルズ オブ』シリーズは掛け合いのシーンは実際に隣で掛け合いながらお芝居するというのがあって、お芝居を作るうえではありがたかった」

 と語ると、下地さんが続けて

「アルフェンが最初はフルフェイスのマスクをかぶっているように、台本を読んでも何が出るかと思って演じるんです、でも、となりで佐藤さんがアルフェンを演じてくれているおかげで、すっと(演技に)入れたと思います。佐藤さんがパーティーメンバーをお芝居ですごく引っ張ってくれたので、ありがとうございます、兄貴! って感じです(笑)」

 と、収録においては佐藤さんが中心となっていると感謝の言葉を述べた。

 佐藤さんは、そんな収録について

「本当に共同作業なので。パーティーメンバーはもちろん、ライバルキャラクターも物語を作っていく仲間としていっしょに作り上げる。そんな収録ができてよかったです」

 と返していた。
ファンからの質問に答えるQ&Aコーナー

 事前にツイッターで募集していた質問に登壇者が答えるQ&Aコーナーへ。





Q.おふたりとも、『テイルズ オブ』シリーズでの出演はありますが、今回、主人公・ヒロインという役柄で出演が決定したときの感想はいかがでした?

佐藤 主人公の場合は、まず、作品を背負わなければいけない、作品をモノにしていかなければいけない、物語を作っていかなければいけない。お話をいただいたときはうれしかったですが、収録が始まってからは、“責任感”というのが、いまもいちばん感じている感情ですね。

下地 シリーズ作の『テイルズ オブ ザ レイズ』でカーリャをやらせていただいていたので、オーディションを受けられる時点で、記念受験という言いかたはおかしいのですが、受かるとは思っていなくて、一生懸命やらせていただきました。

 カーリャはにぎやかな雰囲気なので、ぜんぜん違うなと思いながら演じました。受かったときはすぐに、責任感と言うか、こう、うん、シリーズの、『テイルズ オブ アライズ』のヒロインとしての立場というか……ズシリと感じましたね。


Q.シオンの見た目も声も好きです。ドレスのような服で銃を使っているのが印象的ですが、シオンの服はレナ人の衣装なのですか?

富澤 そうですね、レナ人としての衣装を着ています。PVの中でも、じつは複数の衣装を着用していたりするのですが、彼女はレナ人としてのプライドを持ちながらこの衣装を選んで着ている。文化としての筋の通ったものになるよう作っていますから、キャラクターにも、その文化を感じられるような描写になっているといいと思います。

Q.ゲーム的にこだわった部分はどこでしょうか?

富澤 イラスト調でありながらリアルな空気感。ビジュアル面での大きくチャレンジしています。ぜひ実際にプレイして感じてほしいですね。雰囲気ひとつとっても、イラストチックな雰囲気と、奥に行くにつれてエフェクトがかかっていたり。


富澤 そのほか、たくさん質問いただいているのですが、「言えるようになったら言うよ」というものもありますので、今回はここまでにしようと思います。
『テイルズ オブ クレストリア』新PV

 ここでいったん佐藤さんと下地さんは席を外し、『アライズ』以外の『テイルズ オブ』シリーズの最新情報へ。『テイルズ オブ クレストリア』は、バトルの様子がわかる新PVが公開された。


『アイドルマスター SideM』とのコラボ投票結果も発表!

 さらに、『テイルズ オブ アスタリア』と『アイドルマスター SideM』とのコラボレーション企画として行われた、どの敵キャラクターをアイドル(衣装)にしたいか? というファン投票の結果も発表された。


 見事1位を獲得したオスカー・ドラゴニアは、特別なアイドル衣装イラストが描き下ろされる。

 ちなみに、本企画への投票はなんと50000票を超える投票数だったとのことで、この数字には富澤プロデューサー自身も驚いたようだ。
『テイルズ オブ アライズ』新PVには、新キャラクターの姿が……!?

 ステージも終了の時間が近づき、佐藤さんと下地さんが再び壇上へ。『テイルズ オブ アライズ』の新たなPVが初公開された。


 動画では、炎の剣を使った戦闘シーンと、新たなムービーシーンが。

 また、3人目のキャラクターを思わせるカットや、マスコット的なかわいいキャラクターもちらりと写っている。
ファンへのメッセージ

 最後に、登壇者がそれぞれステージの感想を語り、盛りだくさんのステージは終了となった。

佐藤 2020年の発売予定で、もう少し時間がありますが、演じている僕たちも非常に楽しみながら、かつ、挫けそうになりながらも作品世界の中で奮闘しています。スタッフからも細部に至るまでこだわっていて、作品への熱さ、愛の深さを感じます。「この作品に携われてよかったな」という作品になると思います。待ち遠しいと思いますが、この先も期待して待っていてください!

下地 今日、テイルズのシオン役と初めて言わせていただいて、緊張で鳥肌が経ってどうしようと思っていたのですが、皆さんが暖かく見守ってくださったおかげで、最後の挨拶の時間となりました(笑)。すごく素敵なスタッフさん、キャストさんとともに収録ができて、私は幸せものだなと思います。「必死で食らいついて行かねば」と思う気持ちで収録をさせていただいています。

 こんな大きなシリーズの作品に、『テイルズ オブ アライズ』に関わることができて、いまこのステージに立って、改めてその大きさといろいろなものを感じています。これからますますいろいろなことが発表されていきますし、発売まで楽しみに待っていただければと思います。これからもよろしくおねがいします。

富澤 佐藤さんからもあった通り、発売予定が2020年ということで、まだお出しできる情報が少ないのですが、おふたりにお越しいただいて、収録のときの思いなどをうかがえ、いい意味で責任で感じてきいただいていることを知り、自分でもいい時間だったなと思います。

 これは、これからの作品の仕上がりに生かされることになると思います。また皆さんともこういう時間を持ちたいと思いますので、いろいろな側面から皆さんに情報をお伝えしたいと思います。

 今日来ていただいた皆さん、配信を見ていただいた皆さん、次回もぜひチェックしていただきたいと思います、ありがとうございました!

最終更新:9/15(日) 22:24
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