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サトシ役・松本梨香、22年間役作りなし“永遠の10歳”貫く 目指すは「演じない演技」

9/15(日) 18:30配信

オリコン

 テレビ東京系列で放送中の人気アニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』の「誕生!アローラの覇者!!」(毎週日曜 後6:00)が15日に放送され、主人公・サトシが、1997年に始まったシリーズを通して22年越しでポケモンリーグ初優勝を飾った。そこでORICON NEWSは、放送前にサトシ役の声優・松本梨香にインタビューを実施。「サトシの役作りをしたことはない」「“永遠の10歳”として私自身も変わらない」「私の目指すものは“演じない演技”。サトシは私が理想とする立ち位置のキャラクター」など、22年演じてきた“分身”サトシへの想いを語ってもらった。

【画像】相棒・ピカチュウと旅を続けてきたサトシ

 アニメ『ポケットモンスター』が始まったのは1997年。マサラタウンで育った主人公・サトシは、相棒のピカチュウとともに“ポケモンマスター”を目指し旅に出る。そして、各地方で行われているポケモンバトルの大会“ポケモンリーグ”に挑戦してきたが、最高順位は『ポケットモンスター XY&Z』カロスリーグ・ミアレ大会の準優勝だった。

 前作ではサトシの心とシンクロすることにより圧倒的な力を得る「サトシゲッコウガ」が登場し、ファンの間では「ついに優勝か!?」と期待の声があがっていたが優勝できずにいた。

 22年間一度も優勝できなかったこともあり「サトシは一生勝てないのでは?と思ったりしました…」と笑いながら、収録の3週間前に初優勝することを知らされた際は「聞かされた時は嬉しさより、『あっ、勝つんだ』と驚きが大きかったです。アニメ内でのサトシも優勝が決定した瞬間、『俺、勝ったのか…?』と呆然と優勝を実感していない様子でした。私も彼と同じ気持ちで、すべてがあの一言に尽きると思います」と言葉で表現し難い感情だったと明かす。

 昨年末に行われた、テレビ東京系のアニメ作品が集合するイベント『アニメJAM 2018』へ出演した際、「私はサトシと同じ永遠の10歳だから。『ポケモンマスターになるんだ!』といって21年になるよ! 人生はそんなにあまくないぞ!」と笑わせながら、シリーズ最初のオープニングでポケモンの名曲となった「めざせポケモンマスター」を披露していた。

 一見、会場を盛り上げるために言ったサービストークのようだが、深い意味があると言う。「シリーズが始まった時に小学生だった子は今、大人となり家庭も持っている年代になった。色んなつらいことや嫌なことがある中で、テレビを点けたら今でも放送されている『ポケモン』を観て、『お、まだポケモン放送しているんだ』『えっ?サトシ、まだポケモンマスター目指しているんだ!』『俺も夢を追いかけるか』と、サトシを通じて一緒になって前進してもらえると嬉しい」。

 続けて「もちろん再放送ではないため、当時観ていたシリーズと違い新シリーズとして内容は変わってはいるのですが、サトシ自身の人間性などの根本は変わっていない。“永遠の10歳”として私自身も変わらないよう、いつでも安心して戻って来られる場所として続けています」と力を込める。

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最終更新:9/22(日) 15:25
オリコン

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