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千葉雄大、黄色い歓声は「僕にとってプラセンタ」 異端の棋士役で新たな一面も

9/15(日) 11:00配信

オリコン

 NHK・BSプレミアムで8日から放送がはじまったプレミアムドラマ『盤上の向日葵(ひまわり)』(毎週日曜 後10:00、連続4回)。柚月裕子氏の同名小説をドラマ化したもので、発見された白骨遺体との関係が疑われる若き棋士の半生をあぶりだすミステリー。過酷な運命を背負って頂点を目指す異端の棋士・上条桂介を演じるのは、俳優の千葉雄大。NHKの連続ドラマは初主演となる。

【写真】ジョジョ立ち?を披露した千葉雄大

 第1回で、タイトル6冠保持者の壬生芳樹との竜昇戦に挑む桂介。対局シーンは緊迫感たっぷりだった。

 「このドラマに出演することが発表されてから、周りの人から『新境地ですね』とよく言われました。たしかに、これまでコミカルな役やかわいい役をいただくことが多く、僕自身に対してもそういう印象を持っている方が多いんだな、と思いました。ですが、“新境地”ということでもなく、この作品の上条桂介というキャラクターを大事に、一瞬一瞬、丁寧に演じようと思いました。『大変だった』と言うのはあまり好きじゃないんですが、みんなで頑張った現場ではあったので、鍛えられた感じはします」。

 「今回は、かわいいは封印?」と聞かれると、「かわいらしさは全然意識していませんが、随所に出ちゃっているかもしれませんね」と返すユーモアも。「自分は切り替えがうまい方だと思っていたんですが、意外とそうでもなかった、というのは今回の現場で思いました。一度、笑ってかわいい表情をしてしまうと、表情筋が自然と動いてしまう。なので、今回はかなり集中してシリアスな顔をしていたと思います」。

 切り替えのうまさでは、一日の長がある共演者の竹中直人に尊敬のまなざしを向ける。「本番の芝居はすごく伝わってくるし、本番以外では肩の力を抜いていて、ズルい、こうなりたい!と思いました」。

 第1回では、桂介に将棋を教えた唐沢光一朗(柄本明)に高校卒業を報告しに行く回想シーンで、詰め襟の学生服姿も披露。

 「自分では全然思っていないのですが、周りの方から『全然イケる』とお言葉をいただいたので、自信をもって臨みました! 柄本さんや檀ふみさん(唐沢の妻・美子役)からは『逆に30歳になったときのシーンがどうなるか不安…』と心配されていました(笑)。大丈夫でしたかね?」

 アラサーになって、「めっきり減った」という学生役。「主人公の学生時代から大人になるまでの長い人生を演じられることは滅多にないことなので、ありがたく、光栄に思いました。いただけるなら学生役もやりたいです。キラキラした役もやりたい、というのも確かにあります。黄色い歓声は僕にとってプラセンタと同じ効果があるので、たまにはほしいです(笑)」と、茶目っ気たっぷりに語った。

 一方で、「僕も年は取るし、考え方、体形も変わるし、そのうちに『劣化』と言われるようになるだろうけど、人間を演じるのに、若さ美しさだけじゃないと思うので、年相応にやっていきたい。普段歩いていると、気づかれないんですけど、撮影していると、『はっ』となってくれている方もいて、内心うれしい。たまに通りすがりに『誰だっけ、名前出てこない』って言われて、僕、耳がいいので聴こえちゃうんですけど(笑)、『まだまだだな』と自分を戒めて、一喜一憂しながら撮影しています」。

 ドラマでは、将棋にどんどん魅了されていく桂介が、「鬼殺し」の異名をとる伝説の真剣師・東明重慶(竹中)との出会いによって運命の歯車が大きく回り始める過去が描かれる一方、埼玉県警の石破刑事(大友康平)と奨励会を退会して警察官になった佐野(蓮佛美沙子)は、白骨遺体とともに埋められていた初代・菊水月作の名駒の所有者の捜査を進めていく。

最終更新:9/17(火) 10:25
オリコン

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