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金2・銀2で日本メダルラッシュに沸く! パラ競泳世界選手権2019

9/15(日) 7:26配信

カンパラプレス

 ロンドンで開催されているパラ競泳の世界選手権。大会6日目の14日(現地時間)、男子200m個人メドレー(S14=知的障がい)で東海林大(三菱商事)が2分8秒16の世界新記録で優勝した。さらに男子100mバタフライ(S11=視覚障がい)では木村敬一(東京ガス)が金、富田宇宙(日体大大学院)が銀と、日本人ワンツーフィニッシュを披露。その直後にはキャプテン鈴木孝幸(ゴールドウイン)が男子200m自由形(S4=運動機能障がい)で今大会自身3つ目の銀メダルを獲得した。

東海林、3年前の悔しさバネに“世界王者”で東京パラへ

 東海林が、同じS14クラスの山口尚秀に続いて、世界新記録で東京パラリンピックの内定を決めた。ゴール後、“覇者”となったことを知ると、水面を叩くようにして水しぶきをあげながらガッツポーズを繰り返した東海林。そこには3年前の“雪辱”の意味が込められていた。

 2016年、有力候補の一人としてリオデジャネイロパラリンピックの選考会に臨んだ東海林だったが、実力を出し切ることができず、“世界最高峰の大会”への道が断たれた。

 その時の悔しさを晴らしたいと臨んだ今レース。午前に行われた予選では2分13秒22の全体4着で決勝進出を決めた。

「全体的にうまくスピードに乗れたなと思ったが、タイム的には全然いまいちです。(決勝では)最後まで強い気持ちで不安を吹き飛ばせるようなレースができたらなと思います」

 午後6時半過ぎに行われた決勝では、最初のバタフライから予選よりも速いタイムで泳ぎ、2種目目の背泳ぎを終えた時点で、トップとは3秒07差で4着につけていた。そして3種目目の平泳ぎではトップの2人と並び、わずか0.15秒差の2着でターンし、最後の自由形に臨んだ。

 序盤でトップに躍り出た東海林。終盤には猛追を受けるも、そのまま逃げ切ってゴール。自らが金メダリストになったことを知ると、大きなガッツポーズを繰り返し、喜びを爆発させた。

「思う存分楽しみ、最後まで強い気持ちを持ったレースができたと思います。最強のライバルたちに勝てて自信になった」と東海林。世界新記録を樹立したことについて訊かれると「まさか、信じられないと思った」と語り、そしてこう続けた。

「超、気持ちいいです」

 3年前の悔しさをバネに這い上がってきた東海林。来年は“世界王者”として東京パラリンピックに挑む。

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最終更新:9/15(日) 7:47
カンパラプレス

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