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【台風15号】大規模停電7日目 苦境の限界、千葉県民救え

9/15(日) 11:25配信

千葉日報オンライン

 台風15号による千葉県内大規模停電は14日午後7時現在、約14万軒(36市区町)が残り、停電に伴う断水も午後2時で約2万4千戸と、依然深刻な危機が続く。解消に2週間程度かかる見通しを13日夜に示した東京電力パワーグリッドの金子禎則社長は14日、千葉県庁を訪れ、長期化を県民に謝罪。森田健作知事は「県民はもう苦境の限界。なんとか電力を」と重ねて緊急対応を要請した。ライフライン寸断は、きょう15日で7日目。一部地域でボランティアの受け入れも始まった。

 森田知事は、金子社長との面談で現場対応を激励しつつ「県民の苦境を受け止めて一層の協力を」と可能な限りの早期解消を求めた。

 当面停電が続く範囲とされた館山市の金丸謙一市長は「我慢の限界に達している市民にさらなる負担がのしかかることは残念」とコメント。対象住民の重点的な生活支援に当たる考え。

 「3日以内で解消」とされた千葉市の熊谷俊人市長は「最悪を想定した現実的な日数がようやく出た」と受け止め「市や県の停電に対する戦いはしっかりできると思う」と説明した。

 かつてない長期停電。国と東電、県、市町村で総力を挙げた対応が不可欠だ。

 台風15号の被害は、各市町村の混乱で全容がつかめておらず、日を追うごとに新たな報告が入って拡大の一途。14日午後3時現在の県集計で、住宅被害は約1200棟に倍増。住宅以外の建物損壊も143棟。

 14日は森田知事や閣僚が相次いで被災地に入った。

最終更新:9/15(日) 11:25
千葉日報オンライン

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