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ヤクルト館山昌平が引退 日大藤沢高校OBはあと2人

9/15(日) 10:45配信

高校野球ドットコム

 9月13日、館山昌平(ヤクルト)が引退会見を行った。これまでに幾度もの手術を受け、そのたびに蘇ってきた館山。その生き様に魅せられたファンは多い。

 なかでも2015年に復帰したあとの快進撃を覚えているファンは多いはず。6月に一軍復帰を果たすと、7月には復帰後初白星をマークする。その後も勝ち星を積み重ね、この年、6勝3敗、防御率2.89の成績で優勝に大きく貢献。みごとカムバック賞も受賞した。

 しかし、それ以降は一軍で結果を残すことができず、ここ3年は低調な成績に終わっていた。今シーズンも二軍ではまずまずの投球を見せても、一軍では1試合のみの登板で0勝1敗、防御率6.00と結果を出すにはいたらなかった。

 「松坂世代」(1980年4月2日~1981年4月1日生まれ)、それも神奈川県で横浜高校の松坂 大輔(中日)と競った男がついにユニフォームを脱ぐ。

黒羽根利規と金子一輝の奮起に期待

 館山は日大藤沢高校の出身。同校は激戦区の神奈川県で4度(春3回、夏1回)の甲子園出場を果たしている強豪。今年の夏も神奈川大会で決勝まで進んでいたことは記憶に新しい。

 館山自身も3年春の甲子園に出場しベスト4進出を果たしている。準決勝で館山が敗れた関大一高のエースは、現在メキシコでプレーしている久保康友だった。この年の久保は準決勝で館山を下し、決勝で松坂に敗れたのである。

 同校のOBに目を向けると、やはり山本昌(元・中日)の存在が光る。在学中に甲子園出場経験はなかったものの、1983年ドラフト5位で中日へ入団。2015年に現役を引退するまで219勝をマークしたレジェンドである。今さらの説明は不要だろう。

 野手では落合博満監督時代の中日で活躍した渡邉博幸もOBになる。現役時代に規定打席到達は1度もなかったが、守備の名手として知られ2004年には一塁でゴールデングラブ賞も受賞した。

 その他には広島のスカウトとして鈴木 誠也の指名に尽力した尾形佳紀も同校OBだ。

 また、館山以外では、黒羽根利規(日本ハム)と金子 一輝(西武)が今シーズンも現役でプレーしている。しかし両選手とも一軍での確固たる実績はない。

 館山が引退することで寂しくなる日大藤沢OB。黒羽根、金子の奮起に期待したい。

文=勝田 聡

最終更新:9/15(日) 10:45
高校野球ドットコム

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