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「黄金の便器」盗まれる。ロイターは“5億円の価値”と報道

9/15(日) 18:47配信

ハフポスト日本版

チャーチル元首相の生家として知られるイギリスのブレナム宮殿で9月14日早朝、美術展の一環として設置された「黄金の便器」が盗まれた。

「アメリカ」と名付けられた18金の便器は、イタリアの彫刻家マウリツィオ・カッテラン氏の作品。ロイター通信では「500万ドル(5億4000万円)の価値がある」 と報じている。

同通信は、地元警察の情報として少なくとも2台の車両で泥棒が宮殿に押し入り、午前5時ごろにトイレを撤去したと伝えている。「トイレが建物に配管されているため、重大な損傷と水漏れを引き起こした」と捜査官は話している。

黄金の便器とは?

この便器は、イタリアの芸術家マウリツィオ・カテラン氏が18金を使って制作した作品だ。

カテラン氏は、黄金のトイレの制作理由を「貧富の格差をばかげた形で表現したかった」などと説明。2016年にニューヨークの5番街にあるグッゲンハイム美術館で公開された。

美術館側は公式サイトの中で「この作品は市場に過度にあふれるアートへの注意を促し、すべてのものにアメリカン・ドリームがあることを呼び起こす」と訴えていた。

2018年には、ドナルド・トランプ政権がホワイトハウス内のリビングに飾る目的でゴッホの作品をグッゲンハイム美術館から借りようとしたが、美術館が拒否。代わりに「黄金の便器」を貸し出すと回答したことも話題になった。

イブニングスタンダードによると今回の「黄金の便器」の一般公開は、9月12日から10月27日までの7週間を予定していた。実際に使用できるが、長い列を減らすために1人3分の時間制限があった。約6000人が使用すると見込まれていたという。

ハフポスト日本版・安藤健二

最終更新:9/15(日) 18:48
ハフポスト日本版

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