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宮崎謙介氏「叩かれるので、こっそり子育てをしている議員たちがいる。”小泉さんのための育休”ではダメだ」再燃する政治家の”育休”問題

9/15(日) 10:02配信

AbemaTIMES

 「大臣になったから家のことはよろしく、ではなくて、大臣になったから家のことをもっと頑張ります、そういう時代だと思う」小泉氏の“育休“発言で注目が集まる男性の育児休暇。しかし、政治家の間でも意見は割れている。

【映像】宮崎謙介氏を交えた生議論の模様

 小池百合子東京都知事が13日「堂々とここでとるべきだと思う。取り方が柔軟であることについては大臣自身もお分かりだと思う」と述べたのに対し、国民民主党の泉健太政調会長は9日「まずは国民が先だ。育休を取る前に自民党と交渉して、経団連と交渉して、全ての労働者に対して育児休業給付金100%、原則100%、それを実現してもらえないかと」と指摘。一般企業で育休を取れば当然給与が減るが、国会議員が制度上、満額支給されることを念頭に、松井一郎大阪市長も11日、「国会議員が税金で報酬を得ている中、満額というのは納税者から見たらちょっと違う。内閣の一員になったわけだから、育休と言っている場合ではなくなった」とコメントしている。

■宮崎謙介氏「小泉さん個人のための育休ではダメだ」

 議員の育休と言えば、4年前、「これからの日本を考えた時、しっかりと育児をしながら男性が働く女性を支えていくということ。サポートしていきたいと思った」とし、国会会期中の育休取得を宣言した宮崎謙介衆議院議員(当時)が巻き起こした論争が思い出される。

 13日放送のAbemaTV『AbemaPrime』に出演した宮崎氏は「私が宣言した時にも、泉氏、松井氏とまったく同じ反対意見が出た。“お前は税金から歳費をいっぱいもらっているのに“、と。今の法律では返納できないし、選挙区内に寄付をすることもできないので、まったく関係のないところで全額寄付することを検討した。そうすれば批判はかわせるのではないかと。それから私が議員を辞めることになってしまったせいもあるが、男性の育休は永田町ではどこかタブー視されている」とした上で、次のように指摘する。

 「衆議院と参議院の規則には、橋本聖子さんが出産する時にできた産休制度はあるが、育休は男女ともにない。今回のことが“小泉進次郎流“とも言われているが、小泉さん個人のための育休ではダメで、社会のために大臣が取る育休であるべきだと思う。つまり、世の中の育休制度のどこに問題があり、それらを解決しなければ育休取得は進まない、ということを国会議員、大臣が体現し、政策に反映させることがゴールであるべきだ。さらに言えば、他の国会議員が育休を取ったとしてもあまり注目されないが、小泉さん取るということになれば、メディアもこうして注目する。実は自転車の前と後ろに子どもを乗せ、保育園に送ってから登院しているという若手の議員は結構いる。宣言すると叩かれるのでこっそりと育児をやっているということだ。それもある意味かっこいいが、国会議員というのはそういうこともできるくらい、裁量の大きな仕事ということでもある。言ってしまえば、小泉さんの育休宣言は社会に対する啓発、パフォーマンス以外のところには意味がない。小泉さんは“そういう時代だから“としか言っていないが、“時代だから“だけではなく、女性活躍社会の推進と少子化対策の両輪を回すためにも、男性が育児をし、女性の負担を軽減する、それが育休を取ることだと、第一声で言ってくれたら反応が違ったはずだ。そうやって社会が理解を深め、法整備が変わり、そして働き方改革が進んでいくことに意味がある」。

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最終更新:9/15(日) 10:02
AbemaTIMES

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