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晋平太が中学校でラップ体験授業 「自分を好きになるか嫌いになるか、自分しか決められない」

9/15(日) 11:01配信

TOKYO HEADLINE WEB

 TOKYO MXの新プロジェクト「ぶっちゃけTEENS 君のことばプロジェクト」。アンバサダーにはフリースタイルラップの王者にして企業などでワークショップも行う晋平太(しんぺいた)が就任し、都内の学校での体験授業を通して表現の場を提供する。自身の母校である明星学苑明星中学校でワークショップを行った晋平太に話を聞いた。

 授業には「“自己肯定感を高める”という大きなテーマがあって。なにをすると自己肯定感が高まるのかと考えた時に、できなかったことができる、つまり“0(ゼロ)”が“1”になった時なんじゃないか。その“0”を“1”にすることを、今回はラップでやってみよう、と」と語る晋平太。

 ほとんどがラップ初体験の生徒たち。最初に「ラップは1970年代にニューヨークのブロンクスで始まったんですけど、そこはどういう環境だったんだろうとか、話をしながら共通点を探していきました。もちろんブロンクスと一緒ではないけれど、自分のことを気にかけてくれないとか、自分を思うように表現できないとか、そういうのってみんなもあるんじゃない? ニューヨークの黒人たちはそういう思いをラップにして仲間で共有し合ったんだよって」と身近に感じさせ、実際にラップを作ることに。

「ラップは自分が誰なのかを表現する道具なので、最初に自己紹介をしよう、と。自己紹介を名前、レペゼン(Represent、~を代表するの意)、特技・趣味、目標の4つのセンテンスに分けて、それを軸にラップを作っていきました。僕だったら“俺の名前は晋平太、レペゼンは埼玉の狭山、趣味も特技もラップ、夢は一億総ラッパー計画”。それをリズムに乗せて言うと、もう短いラップになるんです」と笑う。「誰にでも当てはまるフォーマットになってるからまずそれを作って、そこに自分なりに肉付けして、1行ずつ増やせば8小節になる。たとえば “俺の名前は晋平太、ラップは俺の人生だ”ってすると倍になっていくんです」。

 そうしてできた初めての自己紹介ラップでは、意外な一面を見せる生徒も多かったという。「みんなめちゃくちゃ個性的だし、ラップにすると気持ちをぶっちゃけるんですよね。“俺こないだテストでボロカスで、お母さんにめちゃくちゃ怒られて、でも実は気にしてねえんだ!”とか、『それ最高だな』って言って(笑)。小学生の頃からバレエ習って、バレエ教室に通ってがんばってる子が“でも本当はバレエ嫌いなんだよね”とか(笑)。印象に残る言葉を僕らの世界で〈パンチライン〉って言うんですけど、思わず『うおぉ』って。“でも本当は”っていう部分が出てくると、おもしろいのかもしれないですね」。

 授業を通して、生徒たちには「人と同じことが得意じゃなかったり、学校の成績が悪かったり、容姿をコンプレックスに思ったり、そんなことで自分を嫌いになるなんてもったいない。自分のことを好きになるか嫌いになるかなんて自分しか決められないわけで、嫌いな自分で生きるのって苦痛じゃないですか。だったら好きになったほうがいいし、なれなくても受け入れる。どうせ自分を生きなくちゃいけないんだから、楽しく生きたほうが得だぜ、と伝えたい」と晋平太。今後は「せっかくラップを手に入れて素敵な機会をいただいてるんで、クラスを飛び越した発表の場を作りたいと思ってます。ラップは楽しいし、できるようになって損することはないし、一緒にラップして遊ぼうぜ!」と締めくくった。

「ぶっちゃけTEENS 君のことばプロジェクト」とは、TOKYO MXの企業メッセージ「つなげるテレビ。」のもと、今年度の重点テーマ「子ども未来応援」の一環として10代の若者たちが抱える不満や不安・夢や希望などを、若者たち自身の「君の言葉」でぶっちゃけてもらおうというプロジェクト。

最終更新:9/15(日) 11:01
TOKYO HEADLINE WEB

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