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東北進出は「新たな挑戦」、エアバスA321LR新導入 ジェットスター社長が事業展開語る

9/15(日) 6:00配信

乗りものニュース

成田~庄内線は「新たな挑戦」

 LCC(格安航空会社)のジェットスター・ジャパンが2019年9月10日(火)、報道陣に向けた事業説明会で、2019年度の決算内容や今後の事業展開を発表しました。

【写真】ジェットスター・ジャパンのA321LR型機

 2019年6月期(2018年7月~2019年6月)の同社決算は4期連続の増収。鈴木明典財務本部長によると、営業収入は過去最高の605億2300万円で、総搭乗者数(有償ベース)も過去最高の552万人を達成したといいます。

 これまで国内線のネットワークを広げることに注力してきたというジェットスター・ジャパン。特に2019年8月に開設した成田~庄内線は、同社初の東北路線であり「新たな挑戦」だったといいます。

「飛行機の需要があるにもかかわらず路線就航が少ないため、航空券も高止まりでした。利用者は電車で長い時間移動せざるを得なかったのです。そこでLCCならではのサービスが提供できるのではと考え、就航を決めました」(片岡 優社長)

空港に新設備、利便性向上を目指す

 ジェットスター・ジャパンは今後の計画として、空港設備の利便性向上のほか、新機材の導入を発表しています。

 空港設備では、日本のLCCでは初という自動手荷物預け機を導入します。9月20日(金)オープンの中部空港第2ターミナルをはじめ、2020年春以降には成田空港にも導入する計画です。

 あわせて、インターネット上で行うモバイル・チェックインをさらに推進。取り組みとして、モバイル・チェックインを行った利用者専用の受託手荷物カウンターを空港に設置します。

 ジェットスター・ジャパンは2020年半ばまでに、新機材エアバスA321LR型機を3機導入する予定です。座席数は、現在同社が運航しているエアバスA320型機より約50席多い230~240席を計画。「2019年のうちに発表する予定ですが、新座席の導入を検討しています」(片岡 優社長)と話します。

新機材は国内幹線から投入! 片岡社長「ジップエアと協力」

 エアバスA321LR型機は国内幹線のほか、LRの「Long Range(長距離型)」が示すとおり、長い時間飛べる特性を生かし、2020年中に発表予定という東南アジアのリゾート地を結ぶ新規路線への投入も検討されています。

 説明会で片岡社長は、ピーチと統合するバニラエアや、2020年就航予定の中長距離LCC「ZIPAIR(ジップエア)」についても質問に答えました。

「ピーチやバニラエアと競争になることは、利用者にとってメリットがあることです。ジェットスター・ジャパンが持つ日本一の路線ネットワークと価格面で違いを出すことで、業界をリードしていきたいと考えています。ジップエアについては、親会社が同じJAL(日本航空)なので、協力していきたいと思います」(片岡 優社長)

 ジェットスター・ジャパンは、現在1日に最大132便を運航。2019年6月期の平均搭乗率は、87%でした。

乗りものニュース編集部

最終更新:9/15(日) 11:14
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