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三宅弘城、大河に見る“大人計画組”の力

9/16(月) 5:30配信

シネマトゥデイ

 大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~」(総合・日曜20時~ほか)で、金栗四三(かなくり・しそう/中村勘九郎)の盟友となる足袋屋店主・黒坂辛作(くろさか・しんさく)を演じる俳優の三宅弘城が、降板したピエール瀧に代わって途中参加することになった難しさや、脚本を担当する宮藤官九郎、第二部主演の阿部サダヲに対する特別な思いについて語った。

【写真】三宅弘城出演、宮藤官九郎監督の2008年の映画

 日本人初のオリンピック選手・金栗と、日本にオリンピックを招致した男、田畑政治(たばた・まさじ/阿部)の2人を主人公に、明治から昭和の激動の近現代史を描く本作。三宅演じる辛作は、東京・大塚のハリマヤ製作所の店主で、頑固な足袋職人。金栗が偶然、彼の足袋を履いて長距離走で優勝したことがきっかけで、「マラソン足袋」の開発に金栗と二人三脚で取り組むことになる。

 まず、辛作役のオファーがきた時の率直な感想について「みなさんご存知のように、突然この話が来て、短い期間でたくさんのシーンを撮影しなければならなかったので、やはり大変でした」と振り返る。しかし「自分にはMっ気があるのか、きつい仕事にやりがいを感じるし、役者として監督の要望に『できない』とは言いたくないんです」と、演じる辛作と同様の頑固な役者魂をのぞかせる。

 「無理な注文でも『どうやろうか』と考え出すのは、自分も職人でありたいと思うから。13年間、東京の下町に住んで、べらんめえ調のおじさんたちに囲まれて育ったのも、辛作に共感できる理由」とぶっきらぼうだが憎めない辛作に、三宅自身、惚れ込んでいる様子だ。

 辛作は、金栗と開発した「マラソン足袋」が人気を博し、予期せぬ成功を収めるが、三宅にも同様の体験があった。「実は、役者をやりたいと思ったことは一度もなく、学生時代はずっと音楽をやりたいと思っていたんです。今いるナイロン100℃の前身の、劇団健康の舞台を観て衝撃を受けまして。ド素人の自分がすぐオーディションを受けて、そこから芝居にのめり込んでいった。そう考えると、全然意図してないところに今いるなあという現在なんですよ」と感慨深げ。

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最終更新:9/16(月) 14:10
シネマトゥデイ

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